2016年9月16日金曜日

生誕130年記念藤田嗣治展



行ってきました、兵庫県立美術館に、藤田嗣治展です。

久々の神戸で、行くまでに既にお洒落。

岩屋の駅を降りて、ミュージアムロードを、歩きますと。


こんなのが、道の真ん中にこんなのが、

さやえんどうなんですって、

下でくつろげます。

右見たら海、左見たら山が

見えるとこまで来ると、

兵庫県立美術館。

表には、大きな「なぎさちゃん」がお迎え

です。

美術館は、安藤忠雄さん設計、

やっぱりコンクリートです。

中に入って、鑑賞する前に、音声ガイドを、

お借りしました。

あんまりこういうのを借りないのですが、

語りが、オダギリジョーさんなので^^

オダジョーさん主演の映画「FOUJITA」

見たもんですから。

彼のお声が聞きたくて。


1909年から1965年まで、すべての

藤田作品に出会えました。

例の乳白色のイメージが強いですが、

初期のピカソもどきの、絵や、

彼の運命を変えることになった、戦争の絵。

晩年の宗教画とも思える作品。

一枚一枚に藤田の心情や、時代背景

そのとき住んでいた風景など、

一枚、一枚の画から藤田のメッセージが

込められていました。


その上オダギリジョーの静かに語られる解説とあいまって、思わず目頭が熱くなりましたわ。

オダギリジョーの横に書いてある、「私の体は、日本で成長し、私の絵はフランスで成長した。」

まさしく仰るとおり、本人が言ってらっしゃるのだから、間違いない!

よかった!遠かったけど、ほんまに見に来てよかったです。

最近、錆びて来てるのとちゃうかいな、と思われる私の感性が、少しは磨かれたかな?

時間忘れるくらいじっくり見て、気が付いたらお腹ペコペコで、


館内のレストランで食事したのですけれど、

そこも、見晴らしく、お料理もとてもよくて。

山田錦のビールなんぞを頂いて、

眼福、口福の一日でした。








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