行ってきました、兵庫県立美術館に、藤田嗣治展です。
久々の神戸で、行くまでに既にお洒落。
岩屋の駅を降りて、ミュージアムロードを、歩きますと。
こんなのが、道の真ん中にこんなのが、
さやえんどうなんですって、
下でくつろげます。
右見たら海、左見たら山が
見えるとこまで来ると、
兵庫県立美術館。
表には、大きな「なぎさちゃん」がお迎え
です。
美術館は、安藤忠雄さん設計、
やっぱりコンクリートです。
中に入って、鑑賞する前に、音声ガイドを、
お借りしました。
あんまりこういうのを借りないのですが、
語りが、オダギリジョーさんなので^^
オダジョーさん主演の映画「FOUJITA」も
見たもんですから。
彼のお声が聞きたくて。
1909年から1965年まで、すべての
藤田作品に出会えました。
例の乳白色のイメージが強いですが、
初期のピカソもどきの、絵や、
彼の運命を変えることになった、戦争の絵。
晩年の宗教画とも思える作品。
一枚一枚に藤田の心情や、時代背景
そのとき住んでいた風景など、
一枚、一枚の画から藤田のメッセージが
込められていました。
その上オダギリジョーの静かに語られる解説とあいまって、思わず目頭が熱くなりましたわ。
オダギリジョーの横に書いてある、「私の体は、日本で成長し、私の絵はフランスで成長した。」
まさしく仰るとおり、本人が言ってらっしゃるのだから、間違いない!
よかった!遠かったけど、ほんまに見に来てよかったです。
最近、錆びて来てるのとちゃうかいな、と思われる私の感性が、少しは磨かれたかな?
時間忘れるくらいじっくり見て、気が付いたらお腹ペコペコで、
館内のレストランで食事したのですけれど、
そこも、見晴らしく、お料理もとてもよくて。
山田錦のビールなんぞを頂いて、
眼福、口福の一日でした。
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