2016年10月28日金曜日

ステージドレスのリメイク

いつも衣装のお直しを承っている、めぐまりこさんからのご依頼で、ステージドレスのリメイクです。

今回は、ぴったりの衣装なのに、サイズを大きくして、着丈をカットして、袖を付ける作業です。

何でぴったりなのにと思うでしょ?

女性は、少しでもスリムに見せようとするのにねー。

それには訳があるのです、中にもう一枚ドレスをお召しになって、着替えの時間を短縮するため、

お客様を退屈させないようにの工夫です。

ですので肩の所にも、袖があると中のドレスのストラップが解りにくいでしょ。

後ろのファスナーも、ごっついカバン用のファスナーに取り替えます、早着替えのときにファスナー

が布に絡まないよう、スライサーが掴めなくて、ワチャワチャしないようにね!

こんなショーマンシップいやショーウーマンシップにあふれたまりこさんのお仕事は、楽しいわん。

まりこさんは、咲くやこの花芸術祭2016、オープニングプログラムで、「大奥」で米団治さんの正室

さんを演じます。

扇子持って大きな口開けたはるでしょ(笑)。

12月2日の中央公会堂のお芝居楽しみです。












2016年10月25日火曜日

PHILO SOPHY ワンピースのリメイク

ワンピースの衿と袖にウーリーレースで飾られていて、ウエストは太いレース、裾には刺繍が施し

てあって、このブランドは、レース使いが好きみたい

で、今シーズンもレース使いが多いです。

でも残念ながら、すぐにレースが破れますの、去年もお修理させていただいたのですが、今年も破

れたと言って、承りました。

昨年も「衿と袖は、別にレースは無くてもウエストのレースと、裾の刺繍があるので、要らないので

は?」と提案したのです。

デザイナーさんには、本当に申し訳ありませんけど。(Albertaさん ゴメン

レースを編んでいくのが、めんどくさーいと言う気持ちも、ちょっぴりあったのですが(笑)

そのときは折角だからとレース修理をしておいたのですが、又再び今年も。

生地も縫製もデザインも良い物なので、長く着続けていただくには、思い切ってもう一度レースを取

る事を、提案しましたら、「そやね!そうしましょ。」とあっさり取っ払うことに。

取ると言っても、見返しと身頃を解いて、レースをはずし又縫製し直すというめんどくさい作業にな

るのです。

でも出来上がりましたら、やっぱりよかったわ。

あっさり、スッキリ、細く見えるし。

喜んでもらいましたわ!

ブランドイメージひょっとして壊したかもしれないけど、長く愛用していただくほうが、お洋服も喜びま

すもんね。

お詫びのしるしにPHIRO SOPHYのリンク貼り付けときます。


2016年10月20日木曜日

お誕生日プレゼントに頂いた、生まれたときの新聞


とても興味深く読みました。

第一面は、未だ戦後の処理が進む中、新に又戦争がおこっている様子。

一番ええ所に鉛筆の広告があったりして。

どうか拡大して読んでください。




面白かったのが、二面です。

「二百十日も事もなく済んでの!」記事です。

最後のほうで「今のところは不安はないと気象庁は言っている」と結んでいますが

あくる日の3日に大阪にジェーン台風が上陸して、生まれたての私と母は、とても怖い思いをしたの

です。

あの頃の気象観測はそんなもんだったんでしょうね!

それから百貨店の広告も興味深くて、松坂屋のブラウス980円ウールのスカート2200円。

丁度10分の1くらいの貨幣価値かも。

三越はやはり呉服がメインで、晒や、胴裏、ネルとか今の人が見たら何???

洋服でも、既製品のもありますけど生地の広告もあって、あの時代はまだオーダーが盛んだったん

でしょうね。

洋品の欄には、ズロース180円とかさる又110円とかこれも今の人が見たら、わっけわからんでし

ょうね。

でもズロース180円て今で換算したら1800円位になるからお高いですよねー。

いやそんなもんかな?ちょっとしたレースの付いたええもんやったら、そのくらいしますものね!

連載小説は石川達三「風にそよぐ葦」ずいぶん昔に読みましたわ。

こんな生まれたときの新聞見てたら、私って歳往ってるのやなーとつくづく思い知らされました。

歴史がありますもの。

半世紀以上も生きてしまって、美人薄命とか言いますけど、長生きしてしまって、美人の条件から

外れてしもたわ。

これからも往き続け、憎まれっ子世に憚るとか言われるんでしょうねー。

あーあー、いややーいややー、早ようお迎えが来てほしいわ。

誕生日プレゼントをもろて、厭世的になってしもたわ!







2016年10月19日水曜日

遅まきながらお誕生日祝っていただきました。


須磨にある、レストラン「ル・アン」で祝って頂きましたの。                     
      


1ヵ月半も遅れて、この歳になってお誕生日も何もあったもんじゃないけれど、祝ってもらえるのは

嬉しいもんです!

建物は、県の指定重要文化財で、大正8年に建てられた大正ロマンの香りがプンプン。

なんと母と同い年の建物。神戸の社交界を彩った迎賓館だったそうです。

阪神淡路大地震の折にもなんとも無くて、昔まんまの家具調度品や、ステンドグラスが、ほんまに

美しくて。



お食事も美味しく頂きましたけど、屋敷の中やお庭を見学させてもろたのが、ええしのお家を

見るのが大好きな私にとって、至福の時間でした。


お向かいは、須磨離宮公園があって、食事の後に行きましたけど、こちらも素晴らしい公園で。

大きな樹木やバラそして彫刻。

水をふんだんに使った演出等、神戸ってお金持ちの県なんだと言うことを再認識しました。

                

[曇っていて、うまく画像撮れなかったのでお借りしました]
もしここに大音響で音楽が流れていたら、プチベルサイユ宮殿ですやん。

久しぶりに沢山歩いて1万歩超えました。

明日きっと足痛くなるので、シップ貼って寝ますわ、歳やなー!






2016年10月8日土曜日

LINE内のグループ

お茶の先生と最近LINEで繋がることができましたの。

そこでLINE内で先生の生徒さん達でグループが出来ていて、早速お仲間に入れてもろたんですけ

れど。

先生が、私が最後の参加者と皆さんに紹介してらして。



なーんだ皆さん、とっくにグループ参加してはったんや。

先生もきっと、私みたいなオバチャンにLINEのグループに

進めるのも気遣ってくださったのかもしれないわ。

ある意味びっくり、と言うことは、生徒さん全員が

スマホ保持者って事。

まさかお茶みたいなトラディッショナルな世界で、

LINE内グループが作られていたとは。。

びっくりぽんや! (ここいらへんがオバチャン)

ITすすんでいますわ。

へんな先入観もったらあきませんね!



これからは、お稽古日の変更など、いちいち私にメールしなくてもLINEで、一斉通達出来ます。

もっと早く気が付けばよかったわ。

ちゅうか先生も早く言うてーなー!



2016年10月7日金曜日

【華麗なる一族】を呼んでキムタクを考えた。



山崎豊子さんの「華麗なる一族」上 中 下 三冊一週間足らずで読破。

どんだけ暇なんでしょ私。

山崎豊子さんと言えば膨大な資料を集めて、ものすごい時間を掛け取材をなさる作家さんなのに。

2200ページ以上もある三冊をそんな短時間で読まれたら、たまったもんやないと思われそうだけ

ど、それだけ面白かったです。

読み進むうちに、ぐいぐいのめりこんでやめられません、上手い作家さんですわ、なんか上から目

線で申しわけありませんけど。

内容はほとんどの人が読んだはるから、あえて書きませんけど。

Facebookに「これから読むよー」って投稿したら、「読んだよー」「読んだでー」のコメントばかりで、

今更って感じ、でも読んでよかったわ!

読んだ後、映画にもなっていて、テレビドラマにもなっているらしく、テレビの方をチョコチョコ動画で

観ていましたら、小説はお父さんが主人公なんだけど、テレビでは長男の鉄平さんで、内容も微妙

に違っていました。

何よりも、鉄平さんが、あのキムタクって言うのが。

鉄平さんは小説では背が高く、眉が濃くって筋肉質でがっしりした体格となっているのに、なんで

キムタク?

他に俳優がいなかったんだろうか?

まーそれなりに上手な演技だったけど、テレビ版見てがっかりだわ、それやったら誰かいなと言わ

れると、10年くらい前で主役を張れて、視聴率取れる俳優は、誰よ?

となると思い浮かばない。

織田祐二か唐沢寿明かなー、背はもっとほしいけど。

今なら玉山鉄二かなー、ごめんなさいみんな呼び捨てで。

何でキムタク、そして原作の主役を変えてまでキムタク。

やはり事務所の力と、視聴率かしら?

そんな事考えると、昔の木村拓哉さんって凄かったんやねー。

あの時代は、まだまだ若い人もテレビドラマ観てましたもの。

映画のほうも予告編だけ観たけれど、鉄平役は仲代達也さん、ピッタシですやん。

そっちのほう観てみたいわ。

またまた今日も、めっちゃいけずなブログでした?