私のお客様にしては、チョイお若い。
と、言っても30歳後半の女性がお持ちになった、ベストです。
古着屋さんで購入したようで。
綺麗なボーダー柄で、ウール100%ベージュ以外のボーダーはモヘヤ糸で編まれてい
て、色目が多いのでコーディネートしやすそう、今時の季節に便利なアイテム。
ボタンは木のボタン、さりげなくお洒落。
気に入っていたのだけれど、衿と袖周りの二目ゴム編みが最初から伸び伸びで、格好が悪
くて着れないとのこと。
そこで、二目ゴム編みの閉じを細い糸で少し縮めるように編みなおしました。
画像の左側が、編み直ししてあります。
右側がまだ処理してません。
少し手を加えるだけで、古着感がなくせました。
こんな、しっかりしたウール素材で、お洒落なベストだと、そこそこのお値段しますけ
ど、「ちなみにお幾ら?」って尋ねたら、「250円」って、ビックリ!
見る目があると、いいものが見つけることが出来、お直し料金払っても、お得感がありま
す。
最近のニットは、セーターでもTシャツかいなと思われるくらい薄い素材で、混紡。
2年着れるかな?多分毛玉だらけになって、だらりと変形しそう、色落ちも。
そうじゃない、上質のニットを買おうとすると、何万もしますもの。
たまには、古着屋さんのぞいて、掘り出し物見つけるのも楽しいかもしれません。
私的にはこんな仕事大好きです。
呉服でも、服でも昔のものはよかったなー。。(また言うてる!)
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