毎年恒例、梅の香倶楽部主催「初笑い落語会」です。
今回の演者さんは、笑福亭風喬さん。
さすが元アナウンサー、滑らかなおしゃべりで私等の知ることの出来ない、内弟子さんた
ちとの生活ぶりなどを教えてくださいました。
まるで相撲部屋の女将さんみたいです、大変ですわー。
風喬さんは、NHKの連ドラ「まんぷく」にも出演なさって俳優業にも御活躍、マクラでは
内輪ネタで沸かせてくださいました。
最初は「春子と和子」年寄り同士が公園で会話してる内容で、お年寄り特有の面白さがあ
り、私の近い将来を見てるみたいで、他人事とは思えない、でも面白い。
こんな可愛らしいお婆ちゃんに慣れたらいいなー。
1席終わった後は、亡き6代目松喬さんのDVDで、「崇徳院」で楽しみました。
57歳か58歳位の御年やったそうで、ふっくらしてはって、それにしても早すぎまし
た。
それを見たはった、塚本さんのなんとも言えん懐かしそうな横顔が、とても素敵でした
わ。
次ぎは再び風喬さんで、「試し酒」これも面白かったですよー。
九州の福岡浮羽出身の風喬さんが、地元の言葉で演じてくれはります。
大酒飲みが五升のお酒を飲めるか飲めないか、旦那と客が賭けをするんです。
そこで一升入る武蔵野という盃で飲み干す様が見事で、「くっくっくっーー」ってのどを
鳴らしながら、そして徐々に酔っ払っていく様子がお見事で、見ているだけでお腹がパン
パンになっていく様で、酔わへんけどね!
話術だけで、背景から、聞いてる人の気持ちまで変えていくって流石です。
最後に五升見事に飲み干すのですけど、オチは表に出たときに五升飲めるか、試してたっ
て事で、なんとも豪快なオチ。
今回もよー笑わせてもらいました。
今年一番よく笑ったかも知れません、まだ一月ですけどね!(チャンチャン)
風喬さん直筆の色紙、絵もお上手。
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