2018年11月28日水曜日

笑えない友人からの電話。


先日、久しぶりに友人からの電話でビックリしたことがあって。。

それは、友人(綺麗な女性)の所へ、久しぶりに昔の知り合いから電話があって、「ご飯

食べしましょ!」って事になり、ある場所で待ち合わせしたのです。

その場所へ、高級外車の二人乗り真っ白の、つまりSLCちゅうやつに乗って、颯爽と相手

が現れたのです。

それも新車で、匂いも新車の匂いで、喜んで乗り込んだのは良かったのだけれど、行き先

のカーナビ操作に困ってらして、うまいこと出来ないらしいのです。

「そこいらへんで、ご飯たべるんやから、ナビなんかええのに」と疑問に思ったのだけれ

ど、相手は高速を使って、遠方に行こうとしてるらしいのです。



まー仕方ないから、高速乗り場はあそこですと、人間ナビをかって出て、そのまま高速

道路に入ったらしいのだけれど、そこでもう異変が起きたのです。

その入るETCで、普通は2・30キロなのにビューんと猛スピードなんですって。

(言っときますけど、その方の年齢は、70歳後半80近い)

でも入ったら入ったで、のろのろ運転なんですっと。

横からも、後ろからも、トラックやバスにクラクション鳴らされ、怒鳴られ、車線はまた

ぐし、メーター見れば40キロ。

それで友人は「もっと端っこ走るか、スピードもっ出していかなあきません」ってアドバ

イスするのだけれど、にたにた笑うだけ。

恐ろしくなって、でも降りるわけに行かないし。

途中に道路標識があると、車を止めて見るのだそうです、言っときますけど高速道路上で

すよー。

怖くて怖くて、震えだして、周りからも相変わらずクラクションや怒鳴り声。

たまらなくなって、お手洗いに行きたいから降ろしてくれと頼んでもなかなか言う事を聞

いてくれないので、「う○ちの方だから、我慢できなくて新車汚すと大変」と脅して、や

っとパーキングで、降りる事が出来たのです。

そしてトイレの中で20分篭城し、頃を見計らって、傍の若奥さんにこれこれこう言う事

情で、「もう相手の車に怖くて乗れないから、近くの出口まで連れて行ってください」と

泣きながらお願いして、載せてもらって、車代も置いてきて。

そっから家まで電車で帰ったというお話でした。

気になってその相手に電話したのだけれど出ないのですって。

多分相手は、高齢者特有の症状が顕著に表われておられるのでしょう。

大きな事故にはならなくても、こんな事あっちこっちであるのではないかしら?

そんな話を聞いた後に、どっかの高速道路で認知症父親置き去りニュース。

このごろは、加害者も被害者も、関係者も、高齢者ばっかり、私もその仲間なんだけど。

ほんまに「どないしょー。。」

私も高級外車でドライブに誘われても、乗らんことにしますわ。

2018年11月14日水曜日

日本最大の、そして最後の遊郭飛田へ行って、百番でお鍋を食らうの巻き。


飛田新地です。

知ったはる人は、知ってるっけど、知らん人は全く判らない、不思議な世界。

2000年に登録有形文化財に登録された、ビミョーに絢爛豪華な建物。

その中にかって、花魁さんが過ごしていた料亭で、お鍋を食べて来ました。

大正時代に建てられ、未だそのまんま残されています。



日光にもこんなのがあったような

折角の壁の画なのに電気のスイッチが残念!


入ってすぐの玄関ですが、昔は花魁さんが鎮座益しましてたのかしら?
壁のめくれを両面テープで貼り付けたくなりました。


昔はもっと色が綺麗やったんと思いますけど、これも味かな?
お客様の待合かな?天女が飛んでます。

太鼓橋です、酔っ払いがひっくり返れへんかと心配。
中のお運びさんたちは6人全員スリランカからの男性留学生達で、ひらがな、カタカナだ

けをお国で学んでから日本へ来て、日本語学校へ通いながら、働いているそうで、日本の

大学に入学するだって。

「大阪気に入りましたか?」の問いに「大変気に入ってます」のお答えで、良かったわ。

私は気にならなかったけど、一緒に行った男性人たちは、「オバチャンでもいいから、女

性がエエのに」やって。(私は若いおにいちゃんのほうがええ)

場所が場所だけに人材確保難しそうですやん。

男性トイレです。

中庭の巨大な石、どないして運ばはったん?
食事の後は、問題の街中を歩きましたけど、ドッキドキ。

小さな料亭がずらりと並んだ店先には、美人さんが笑顔で座っていて、強烈なライトに照

らされて、客引きの強烈なオバチャンが横に座ってますねん。

ホステスさん20才以上って上限無し?


とても、一人では歩けません、まして女一人では、スカウトされるかと(まさか^^)

写真撮ったらあかんと言われ、遠くなってから撮りました。



こんな大きな火の用心と、時計が、

出口にあります。

おっさん二人、帰るところ。







これは、「嘆きの壁」と言われてる、背の高ーいコンクリートの塀。

その昔、花魁さんがあまりの辛さに脱走を図っても、塀が高すぎて上れなくて、嘆いたと

いわれています。

今は上の写真のように階段がついてますけど。

辛くて逃げ出す人まだいたはるのかなー。

ともかく日本一高いデパートハルカスの麓に、こんな世界があるなんて、大阪らしいわ。

飛田新地、大正、昭和、平成、そして次の時代、何時まで存在し続けるのやら。。

2018年10月20日土曜日

面白いお仕事


【針と糸で出来る物なら何でもします!】が私のモットーですので、ハイ。

初めてのお客様なんですけれど、大阪の方なら誰でも知ってるあの方の衣装の色違いを作

って欲しいとのご要望で、作りましたわ。

これ着て、黒縁めがねかけて、太鼓持って道頓堀を歩くのかしら? 

どうなんでしょうかね。

納品のときに聞いてみます。

なんともはや、しまりの無い投稿で申し訳ない。








2018年10月17日水曜日

映画「日日是好日」を見て。

映画を観たのは、先行上映だったので、大分前だったのですけど、今日お茶のお稽古に行

って、改めて、映画の中の樹木希林さん演じるお茶の先生の台詞が、腑に落ちるという

か、妙に納得させられ、茶道の奥深さをより一層感じる事が出来ました。

何時に無くえらい真面目な感じになってきましたが。

映画の内容より、希林さんの演技が、本当にお茶の先生らしくて、嵌りすぎて。

「まあ、まあー」「そうゆう物なのよ」「それでいいのよ」とか、答えを出すわけでもない

けど、ずっと後で納得できる。

お釜の沸いた松風の音が水を注したとたんに、ぴったっと止む瞬間の無音。

鳥のさえずり、波の音、季節により変わっていく木々の色。

自然の音や色を大切にしている映画でした。

ま、内容は、一人の女性がお茶を通じて成長していく過程を描いているのですけど。

黒木華さんがいかにもお茶を習いそうな雰囲気で、ぴったりでしたわ。

黒木華さんより何倍も歳食ってる私も今日、お稽古に行って来ました。


今日のお軸は、「採菊東蘺下」菊を採る東蘺の下(もと)と呼ぶのだそうで、採と菊の間

に多分レ点が付くのでしょう。

東蘺の下で菊を採ったんだと言う事のようですけど、そこには禅の言葉だから深い意味が

込めれられていそうな感じが、この私にでも思えるのですけど。

先生曰く、「お茶席では、そんなに深く考えずに、秋やから、菊の字のあるお軸を掛けた

はるんやろなーと思っていればええよー」

なるほど、ファジーやわ、「そうゆう物」「それでいいのよ」か。。

映画の主人公同様なかなか前に進むのが遅い私ですが、それでもちょっとづつ覚えた事が

増えていると感じる事が嬉しい。

「頭で覚えるのではなく身体で覚えこむ」って事がようやく判った気がしたわ。

効率よくやスピーディーが重要視される昨今こんな事で時間を費やすのも、ええやんかね

ー。


2018年9月29日土曜日

250円のウール100%のベスト

私のお客様にしては、チョイお若い。

と、言っても30歳後半の女性がお持ちになった、ベストです。
古着屋さんで購入したようで。

綺麗なボーダー柄で、ウール100%ベージュ以外のボーダーはモヘヤ糸で編まれてい

て、色目が多いのでコーディネートしやすそう、今時の季節に便利なアイテム。

ボタンは木のボタン、さりげなくお洒落。

気に入っていたのだけれど、衿と袖周りの二目ゴム編みが最初から伸び伸びで、格好が悪

くて着れないとのこと。

そこで、二目ゴム編みの閉じを細い糸で少し縮めるように編みなおしました。

画像の左側が、編み直ししてあります。

右側がまだ処理してません。

少し手を加えるだけで、古着感がなくせました。

こんな、しっかりしたウール素材で、お洒落なベストだと、そこそこのお値段しますけ

ど、「ちなみにお幾ら?」って尋ねたら、「250円」って、ビックリ!

見る目があると、いいものが見つけることが出来、お直し料金払っても、お得感がありま

す。

最近のニットは、セーターでもTシャツかいなと思われるくらい薄い素材で、混紡。

2年着れるかな?多分毛玉だらけになって、だらりと変形しそう、色落ちも。

そうじゃない、上質のニットを買おうとすると、何万もしますもの。

たまには、古着屋さんのぞいて、掘り出し物見つけるのも楽しいかもしれません。

私的にはこんな仕事大好きです。

呉服でも、服でも昔のものはよかったなー。。(また言うてる!)




2018年9月16日日曜日

シンフォニーホールで管弦楽を聴いて、将棋会館にも。

 久しぶりにクラッシクのコンサートです。

関西フィルハーモ二ー管弦楽団の定期演奏会に行って来ましたよー。

頂き物のチケットで、いつもそうなんですけど。

今回は、指揮者さんが、怪我で急遽お休みで、変わりに1990年生まれのドイツ出身の

お若いイケメンさんでしたの、それはそれでとても良かったわ。

演目はそのせいで少し変更があったけど、サンサーンスのチェロ曲があったり、組曲「展

覧会の絵」などで、なじみが深いので、聴きやすくて眠りを誘われる事なく最後まで。

シンフォニーホールは初めてだったのですけど、いいホールですやん。


演奏会が終わって、福島の駅に向かう途中に将棋会館を見つけ、ちょいと見て来ようと、

中に入りましたけど、結構面白かったです。


有名な棋士さんの扇子や、(藤井君のは無かったです、売り切れ?)。

ヒフミンさんのは、ありましたわ。

将棋の駒や盤もあって、お高いのでは40万以上もするのがあります。

面白可愛い、武者人形駒などもあって、へーへーと唸りながら、買う気もないのにうろう

ろ。

ついでに二階に上がると、皆さん将棋をなさっているお部屋があって、道場と言うらしい

です。

対局ちゅううんですか?向き合って真剣に勝負してはります。

麻雀とえらい違いです。

スクールもあるみたいですよ、残念ながら、将棋は「ひょこまわり」しかやった事が無い

ので、わかる人は、もっと楽しい場所なんでしょうね。

将棋とか、碁とか、麻雀とか、花札とかねー、スマホゲームより、こっちのほうが、

ずぅぅぅーっと、ええと思うのですけど!



2018年9月12日水曜日

「アントマン&ワスプ」観たわ。

画像お借りいたしました。

理屈抜きで楽しめる映画を観たって感じ。 

サイズチェンジ思いのままに活躍するヒーローとヒロインが活躍します。

ヒロインのお父さんが、研究している技術開発に協力を要請されたのだけれど、それを、

盗もうとしているゴーストが現れたりとか、ヒロイン、ワスプの母親を探しに行くとか、

この人は悪いやつとか敵だよとかが、はっきりしてなくて、私だけそう思っているだけか

も知れないけれど。

戦闘シーンだけでなく、家族愛溢れるドラマの要素もあって、ファミリーで楽しめそう。

ややこしいストーリーは、どうでもええのですけれど、身体やビルが小さくなったり反対

に大きくなったりしながら、サンフランシスコの坂道を大きくなったり小さくなったりし

ながらのカーチェイスはハラハラドキドキで、キティ-ちゃんのペッツも飛び出してきて、

面白すぎ。

目玉も、声も、飛び出ます。

小さくなれるから、写真のように蜂に乗っかって飛ぶ事もできるのです。

今までのこうゆう映画って男性が主に活躍するのが多かったけど、この作品ではヒロイン

のワスプが、完璧すぎていて、かっこいいの、その母親も高齢者なのだけど、めっちゃス

タイリッシュ。

ゴースト役のエイヴアちゃんも、壁でも建物でもスルリスルリとすり抜けて、神秘的ない

い味出してますのよ、かっこいい女性が目立つ映画でした。

お父さん役のカークダグラスは、相変わらず素敵でしたけど。

エンディング後に次回への引きがあったけど、次回も見たくなりましたわ。


追記:映画見る前に、ガラスの自動ドアと勘違いして、ぶつかりそうになり、隣の人に思

いっきり笑われたんだけど、ゴーストのエイヴァなら、するりとすり抜けたのになー。。

失敬な奴だったわ(怒)まったく!