2013年5月7日火曜日

太鼓のリメイク

先日山本能楽堂の【まっちゃまちサロン】に、行きました。
能装束のお話や、お能の歴史、演目「猩々」の解説など、素人の私にでも判るように教えていただいたんですけど。
それより何より、その後、能舞台にあがらせていただいたり、楽屋を、覗かせていただいて、床下まで見ることが出来たのが、なんでも知りたがりの私は、チョー楽しい時間でしたわ!
山本能楽堂
楽屋には、鼓の革を暖めるための火鉢。
よく暖めないと、綺麗な高音が出ないそうですよ。
そして老舗の足袋屋さんの、名前が入っている大きな鏡。
床下には、音響効果のための大きな瓶、12個も、置いてあるそうです。
珍しいやら楽しいやら、ワクワク感が止まりません。
柱も床も年代物で、いい色を出して、80年の歴史を物語っています。
登録有形文化財なんですって。
楽屋にお邪魔したときに、大鼓の革を見せていただいたのですけど、外国のお馬さんのお腹の革で、出来ているのだそうです。
一年くらい使ったら、破れてきて、使い物にならなくなるそうです。
その少し破れた大鼓の革を、「よかったら、お持ちになってくだっさてかまいませんよ!」と言われて、「ラッキーー!!」頂いちゃいました。 
大鼓
その革で、花瓶の敷き台にリメイクしました。
珍しい材代で、趣のある敷き台に、仕上がりました。
花器と花材を選ぶのに、ちょっと工夫が要りますが、有田焼きの壷なんかが、似合うのではないかしら?
花台
とりあえず、ありあわせの花材と花器で、活けてみましたが。。
ちなみに、お能では、「大鼓」を「おおつづみ」と呼び。
歌舞伎では「おおかわ」と言だそうですよ、同じ楽器なのにね!!
日時: 2013年05月17日 13:13

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