2013年5月1日水曜日

演劇「愚禿釋親鸞」と能『土蜘蛛」

南御堂シアターに参加してきました。

まず最初に山本能楽堂さんのお能「土蜘蛛」
ご贔屓の副王知登さんが、出演なさるのを知りこれは、行かなくては!!

南御堂の広場に特設テントが張られて、そこに臨時の能舞台が、揚げ幕も無く、橋掛かり、四本の柱もありません。

まるで普通のステージで、カジュアルです。

写真撮影もOKですの。

所々にデジタルディスプレィーで、演者の台詞を解りやすく表示してくれます。

でもそんなもの見ていたら、舞台がおろそかになりますわ。

なにを言っているかさっぱり解らなくてもいいんです、そこがいいところですもの。

あらすじは、病弱な源氏の頼光のところに、侍女がお薬を、持って来ます。

その侍女が去った後に怪しげな僧が立っているのですよ、その僧が蜘蛛の化身なんですっと。

そこで、この演目の見ものである、蜘蛛の糸を頼光に投げかけて、襲い掛かるんです。

でも、反撃され蜘蛛の化身は、とっとと逃げ去り。



副王知登さん演じる独武者は、葛城山の古塚に隠れているのを見つけ、やっつけるわけです、かっこいいんです。



そこでも蜘蛛の糸を、投げる投げる、放物線描いて。

あっちこっち、絡み付いて、動きにくそう、観客にまで、飛んできて、手品のように、どこに仕込んであるのかしらと思うくらい、たくさんの蜘蛛の糸。

照明が赤くて、その上、スマートフォンでの撮影なもんで、

折角の舞台の画像が、うまくいきません^^

まっ腕が悪いんでしょう、残念!!













その後は、九州大谷短期大学協賛の演劇「愚禿釋親鸞」。

親鸞さんの生涯を解りやすく、演劇に、仕立てています。

プログラムの最初に、混迷する世の中不安と苦悩を抱えて暮らす人々。
犬が人を食らい、人が犬を食らう有様をよそに、政治も仏教界、比叡山も、偽りに満ち人一人救えない中にあった。。。。。

とありますが、なーんか、この文章読んでいると、まるでお隣の国のようで、今では、貧困で頭がおかしくなった、人々が、人の肉まで手をつけていると漏れ聞きます。

隣だけでなく、わが国も、地震の後始末もなかなかままならず、次から次へと、問題山積。

世界各国いろんな問題抱えています。

親鸞さんや、キリストさんみたいな、ヒーローが、一人や二人いたって、無理っぽい。

「ただ信じて進めばよい。ただ信じて進めばよいのだ。」

と言われても、どこをどう進むべきか、この年になった今も、進む道を探しきれないんですよねー。

またまた最後にわけのわからない、閉めになってしまいました。




0 件のコメント:

コメントを投稿

「Mのページ」を、最後までお読みいただきありがとうございました。