今朝6時、母が、壁をドンドンたたく音で、目が覚めた。
高齢になって体が思うように動かせない母は、何か用事があると、声を出して呼びつけるか、それでも、答えなければ、壁をたたきます。
早朝で、まだみんな寝ているので、そんなときに気がつくのは、私ばかり、「またかいなー、なんやろー」とぼやきながら、母の部屋に行くと、胸が痛いという。
胸ばかりでなく、頭も、腕も、あっちこっち痛い痛いといって、大変な騒ぎ、医者が、開業するまで、さすったり、なだめたり。
9時になり、主治医の所に行くと、心筋梗塞なので、すぐに救急車で、大きい病院へ、言ってくださいとのこと。
救急車に乗って、病院へ着くと、すぐにバルーン手術をしなくてはいけないが、高齢(93歳)なので、リスクが大きいので、覚悟の上で、するかしないかの判断をしてください、と仰るのです。
考えるも何も、するしかないでしょ!今でしょ!!
というわけで、瞬く間に手術室に、母は、入っていきました。
高齢のために、手術中に、いろんなアクシデントが、起きる可能性があり、一瞬迷いもありましたが、手術しなければ、また苦しい発作に苦しまなければならないし、発見が遅いと死につながる可能性もある、でも、93歳やし、。。。。。
もう入ってしまって、やめてくださいとも言えず、無事に終わるまで、ずっと待ち続けること、2時間。
終わるのを待つ間、これっぽっちも不幸な結果になるとは、思わないポディティブシンキングな私達。
娘に「心筋梗塞だからね、間違っても、会社では、阪神高速とか、近親相姦って、言ったらあかんよ。」
娘は、昔から、ミョウな言い違えをする癖が、あるので、つい最近まで、針山の事を山針と、言い違えていたので、ちゃんと念押ししておきました。
そしたら、「お母さんずっと前に私、姑小姑鬼千匹って言いたかったのに、姑小姑ミミズ千匹って言ってしまった事があり、みんなに笑われてしもてん!」 と告白され。
そっから、私は、情けないやら、おかしいやら、笑いをこらえるのに死ぬほど、苦しい思いをして。
涙まで流してどうして、この子はこんなに馬鹿なのかしら、そして、こんな場所で、このような、告白をするのかしら。
ほんまに我が子ながら情けない。
私達親子は、緊張したり、大変なときに限り、しょもない、笑いの壷に落ち込んでしまいます。
横で、姉に「もう。。あんたら、いいかげんに、しなさい!!」と叱られ。
そうこうしていたら、母が、手術室から、無事帰ってきました。
先生のお話では、梗塞の場所と範囲が、かなり厄介だったので、随分と時間がかかり、大変だったそうで、でも脳梗塞も併発しなかったし、無事に終えることが出来ましたと報告を受け、ひとまず安心。
後は、入院生活により、運動能力が衰えたり、ぼけてしまう、人もいるらしいので、それが、これからの課題だそうです。
まだまだ、予断は、許せません。
大変でしたね
返信削除後悔しない様に 親孝行してあげてくださいね
コメントありがとうございます、そしてお見舞いも。
削除親孝行して欲しいほうなんだけどね!!