カンヌ国際映画祭で、是枝監督の「そして父になる」が、審査員賞を受賞しました。
おめでとうございます!!
福山雅治さんがお父さん役で、公開が楽しみです。
是枝監督って以前から、実際の事件をヒントに映画をお作りになることが多くて、以前主演男優賞を獲得した柳楽君が主役の「誰も知らない」も、そうでしたけれど。
今回の「そして父になる」も、赤ちゃん取り違えと言う、悲しくて、残酷な内容です。
つい最近もそんな事件ありましたし、昭和40年くらいのころは、よくありました。
時期がベビーブームだったこともあり、看護婦不足や、管理体制の不備などが原因なんだろうけれど、間違われた家族は堪ったもんではないと思う。
たいてい就学前に血液検査をして、気が付く親が多くいそうです。
おっぱいをあげ、その時代だから、布オムツを洗濯し、熱が出たら、寝る間も惜しんで看病し、手塩にかけて育て上げ、一杯写真も撮って、アルバムに貼って(昔は、データーで保存しないですもの)そんな子が他人だなんて。。
せつな過ぎます。
大抵元の親のところに返すことになるのですが、生活環境や、経済レベルも違うわけだから、子供は想像以上に、大変な思いをするわけです。
何度も元のお家に帰る子もいて、ある家族は、隣同士に住むことにしたケースもあるみたい。
病院側は、隠蔽してしまうケースが多く面に出なかったのですが、48年に、調査したときは、全国に64人いたそうです。
本当は、もっとたくさんいたのでは、ないのかしら。
親にしてみれば、そーっとして欲しい問題だし、その後のことは、表立って、知られていないけれど。
そんな重たい内容の映画の主役を子供のいない福山さんが、どのように演じてらっしゃるのか、早く見たいものですわ。
それはそうと、我が子は。。。
ふと、思ってしまいましたが、まるで私の縮小コピーのような娘を見てると、幸か不幸か、間違いないわー。
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