関所、そうです、源義経が武蔵坊弁慶らとともに 、平泉を目指して通りかかり、うその勧進帳をよんだと言う、能や歌舞伎に出てくる「安宅の関」ほどでもないけれど、私には、そこそこ厳しい関所。
今の安宅の関 |
相変わらず前置き長いですけれど、そこには、おばちゃん2・3人が、みんなそれぞれ犬種の違う、ちっちゃい犬を連れ、ペチャクチャおしゃべりしてます。
その前を、通らなければ、ならないのです、「いたぁぁあー!」と思って逆方向に行くわけに行かず、通らなければなりません。
朝出かけるときは、「おはよー、何処行くのー?」 「ぅうん、ちょっとそこまで」 「はよ帰っといでやー。。」
帰りも夕方くらいになると、集会してます。そして前を、通ると、「お帰りー、早かったねー。。」って私いつもそんなに遅くないのに。
まるで吉本新喜劇みたいな雰囲気です。
それだけやったらよいのだけれど、着るものまで言います、「まさこちゃん!そんなかっこうして寒ないのん?」「そんなかかとの高い靴はいて、足痛ないのん、私らそんなんよー履かんわー」っていろいろ言ってくれます。
もー、ほっといて欲しいのですが、暇なんです彼女ら、依然ブログにも書いたけど、私の町内みんなご主人亡くした、後家さんばかり、今で言う未亡人 widowです。
みんな元気、ペットを飼って、玄関に、陣地取りみたいに植木鉢一杯置いて、年金暮らしで、仕事もせんと、毎日ご近所さんとおしゃべりしてますのよ。
大体夏に長袖着ようが、冬に半袖着ようが、かかとの高い靴はこうが、低い靴はこうが、私の勝手ですやん。
この前は、「まさこちゃん(私もう還暦とーに、過ぎてますねんけど未だに、こー言います)あんた痩せすぎやで、何でやのん?」「私苦労が、絶えませんねん!」「またまたぁぁぁー、なんの苦労やちゅうのん!」
こんな感じです。
この前、娘が、ウールの半袖ワンピーを秋に着ると、たまに「何で半袖?」みたいな、言われ方する時があるとぼやいていたけど、大体お洒落ちゅうもんは、我慢ですやん。
さぶいぼ(毛の目)、立てて、拷問みたいな履きにくい靴はいて、我慢して女は、お洒落せなー。
楽しようとするから、太るのよ。
歩き方もドサドサ歩きになるんです。
あーあこの町内にも、義経&弁慶見逃してくれた、富樫みたいな関守いててくれたらなー。
久しぶりに、こてこての大阪弁で書いたら、変換がうっとおしくて難儀しましたわ。
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