行って来ましたのよ、文楽公演。
友人のひさみさんが、チケットGetしてくれたので。
昔20歳位の頃にも行った記憶があるのだけれど。
国立文楽劇場、開場三十周年記念だそうです、
昔行ったのは、朝日座で見たのかもしれない。
その国立文楽劇場は、大阪日本橋にあって、
かの黒川記章さんの設計ですのよ。
でも、建物は、かっこいいのだけれど、
ロケーションがねー。。。
早く劇場に着きすぎたので、どこかお茶でもしようかと、周りを探しても、なーんにもないところなんで
す。
10時前だし、地下街もまだやっていないのですよ。
色んなお店はあるにはあるのですけれど、夜にしかオープンしない、マーサージ屋さん(特定の人が
利用する)とか、メンズエステ、キャパクラ 男性が、夜に通うお店ばかりで、お昼に女一人お茶出来る
所なんか一軒もないのです、しかたなく向かいの、大きな道路渡って、遠くまで足を運んで、やっと見
つけましたけど。
他にも私みたいに早くに来てしまって、どっか いいとこないかなーと探していらっしゃる人も随分いま
した。
はるばる遠方から来られてる方は土地勘がないのでしかたなく劇場の前で待つしかないのです。
せめて、劇場の中のお茶所ぐらい開けてくだされば、親切なのに。
そしてきっと利用すると思うのです、年配の方が多いので、立ったまま待つのは、お気の毒です。
そこいらが、商売っ気がないちゅうか、なんと言うか。。
補助金減額されたのだから、儲かる事考えなあきませんよ。
肝心の人形浄瑠璃ですが、前置きが相変わらずながーーーい。
演目も「菅原伝授手習鑑」と難しく長いです。
菅原道真が主人公です。
なんで菅原道真が九州へ島流しになったか、その原因が描かれているのだけれど
道ならぬ恋に陥った、若い二人を取り持ったのが、道真の部下だったからそれを咎められて島流しに
なったそうですよ、権力争いの末なんでしょうけれど。
他にいろんなエピソードがてんこ盛りで、1部は休憩を30分挟んで4時間ですが、まっ歌舞伎もそん
なもんですけれど。
通し狂言だから、最後まで見ると夜の9時前まで、見なければなりません。
それまで観る熱心なファンもいらっしゃるのかしら?
人形は、リアルな動きで、衣装も綺麗、舞台装置もスピーディーに変わるし、ビジュアル的には素晴ら
しいいのですが。。
内容が。。私頭が悪いのかしらん?今一理解出来なくて、感情移入出来ない。
はっきり言って退屈、重い、派手さがない、二部になると、有名な桜丸切腹の段などもあるのだけれど
演目が地味だったのかしらねー
以前、徳島の人形座で「傾城阿波の鳴門」を観た時のほうが、わかりやすかったわ。
劇場も小さいので、間近で観る事が出来たのかもしれないけれど、人形の表情もよくわかり、話の内
容もわかりやすくてね。
巡礼姿のお鶴がかわいそうで、泣きに泣いたもんです。
劇場の座席もあちこちの劇場に比べたら、狭い。
その座席で4時間座って、お弁当も食べなくてはいけないのだから、大変。
大きな男性や外国の人は、無理かもしれない。
橋下市長じゃないけれど、2回は行かないかなー。
友人が、大島の着物に、季節どストライクの、
竹の子の柄の帯を締めてきました。
この時期にしか締める事が出来ない贅沢な帯。
その竹の子もカラフルで、とても面白い色使い。
地味な大島にぴったりだわ!!
今晩 竹の子ご飯にしようかな。
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