そんな、古式豊かで、優雅な、行事が、四天王寺さんで、今日粛々と執り行われました。
いやになるほど、四天王寺さんのそばに住んでいながら、初めて知ったこんな行事。
一昨日、ふらっと四天王さんに、散歩にいったら、石舞台が、ビニールで覆われていて、「なんでやろ
ー??」
何でも聞きたがりの私は、すぐに聞きにいきました。
そしたら、年に一回の大イベントで、聖徳太子さんの御霊をお慰めするために、その石舞台の上で
雅楽が繰り広げられ住んだそうです。
それは、絶対、行かなくては。
12時半から、5時半位まで厳修されるそうなのですが用事があって3時過ぎから、駆けつけました。
石舞台の周りには、沢山の人達が、集まって、そして何より驚いたのは、舞台装置。
四隅に真っ赤な曼珠沙華を摸もした巨大なオブジェ。
周りには、ツバメのような紙か金属かわからないけれど、
飛んでるように飾られていますのよ。
二台の大きく美しい太鼓、何頭の牛が犠牲になったのやら。
本当に大きくて鮮やかな色使い。
舞台は、朱の欄干が。
その舞台の上では、かわいい小学生か、中学生くらいの男の子が、綺麗な衣装を着て舞っていまし
た。
「迦陵頻(かりょうびん)」です。
漢字を探すのに難儀しますわ^^、結局IMEパットの手書きに頼ります。
お経に出てきますよね、極楽に住む鳥で、めっちゃ綺麗な声で鳴くという。
お経を読む時に沢山の鳥の名前が出て来るところがあり、好きなところです。
私でもそれだけは、覚えていましたよ。
今日は、曇り空で、雨が心配でしたが、強い日差しもなく、いい感じで、見ることが出来ましたが。
写真撮る人達は、ちょっと残念そうでした。
それでも衣装は、キラキラ。
楽団って言ったらしかられるかも知れないけれど、笙や篳篥などを演奏なさる人達の衣装も綺麗。
平安絵巻そのもの。
雅楽があったり法要があったり、替わりばんこに、入れ替わりに。
雅楽は、聴きなれた、音階と違い、不協和音のような独特の音で、これまた良いんです。
法要も8人くらいいらしたかしら、お坊様の張りのあるお声で、厳かでそれでいて音楽のようです。
時折色とりどりの紙切れを撒き散らし、これもまた綺麗なんですよ~。
しばし、浮世のわずらわしさから開放され、ちょこっとだけ極楽気分って大袈裟かしら?
こんな素晴らしいイベントが、なんと無料なんです。
5時間もあってですよ!皆さん絶対行くべきです!
毎年4月22日なんですって。
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