2017年7月30日日曜日

富田林で【龍舌蘭】の花を見た

毎年恒例のめぐまりこさんのショーを見に富田林まで行って来ました。


暑い中、まりこさんもエイジングシスターさんも頑張って暑さをぶっ飛ばす、ええショー

でしたわ!

終わってから、一緒に行った友人が【龍舌蘭】の花が咲いてるから、見に行こうと言って

くれて、彼女が言うには、その花は50年に一回しか咲かないのだそうです。

咲いたらそれで死んでしまうそうです。

一生に一度見れるかどうかわからない花、ぜひとも見ておかなくては、冥土の土産話にも

なるしと、勇んで見に行きました、って言っても友人の車で連れて行ってもらったんです

けど。

大きくって団地の4階ぐらいまであって、まるで樹ですやん。

何十年も掛けてやっと花を咲かせたら、周りに子株を残して、後は死ぬだけ。。

そういえば周りでミンミン鳴いている蝉も、7年土の中にいて地上に出て7日でチャッチ

ャとパートナー見つけて卵産んで一生を終えるといいます。

8日生きたら【8日目の蝉】とか言われて、小説になったりして。

不倫も裏切りもなーんもなし、後は空蝉が残るだけ。(何が言いたいのやら^^)

なんて、潔いことか。

それに比べて、人間は10ヶ月お腹の中にいて後は90年いや、母などは100年近く生

きてますけど。

それでもまだ、前世や来世や輪廻転生とか言うて、どんだけ自分の存在価値に対して貪欲

なんやろか。

今日は暑かったけど、まりこさんのショー見て、平均年齢70近いエイジングシスターズ

の踊りも見て、【龍舌蘭】の花も見て、なーんか人生いろいろ考えましたわー。






2017年7月25日火曜日

土用の丑の日はお好み焼き

今日は土用の丑の日、本来ならば鰻を食さなければならないのだけれど、家族の一人がお

好み焼きを食べたいというので、仕方なくお好み焼きにしました。

鰻は大好きなので、少しショックでしたけど、まー、今年は8月6日にも丑の日来ますし。

鰻丼、鰻巻き、鰻ざく、美味しいですよね!

その鰻ざくの事なんですけど、聞いてもらいましょか。

この前、近所の居酒屋さんへお昼ご飯を、友人達と食べに行きましたの。

そこで、天ぷらや、サラダや色々頼んだのだけど、最後に【鰻ざく】も注文したんです。

そこで出てきたのが、鰻の蒲焼を、1.5センチ幅くらいにスライスしたのが5.6切れお皿に

乗っかって来て、これはなにか、歯の悪い人が注文して、間違って私のところへ来たと思

い、お店の人に、「これは【鰻ざく】と違うし、他の人の注文ちゃいます?」

って言いましたの。

そしたら確かに私の所や言うから、「こんなん鰻ざくちゃうし、キュウリもないしお酢

もかかってないし」と訴えましたの、そしたらやり直して持って来てくれたのが、

さっきの鰻のスライスした横に、コロンとした乱切りのキュウリが一個乗っかってるので

す。

喧嘩売っておられるのかしら(怒)?

文句言いたそうな私の顔を見て、ツレがもうええやんと目で訴えるから、仕方無しに、頂

きましたけど。

「うざく」の画像検索結果
画像お借りいたしました。
最近の板さん鰻ざくも知らんのやろか?、板さん病気で素人さんのピンチヒッターさんや

ったのかしら?

以前にも他のお料理さんで、居酒屋チャいます、普通のお料理屋さん。

鮎の塩焼き頼んだら、綺麗に踊り串して焼いてくれたはったのに、お皿を置くときに右左

逆にして、お姉さんが置いたので、「これ置き方逆やん」と言ったら、またまた、ツレ

が(前出とは別の人)「そんなんどうでもええやん!」と言うので、「ちょっと綺麗なお

姉さんやとそないして庇うんかっ!」と喧嘩になりかけたことがありました。

私、五月蝿すぎるのかしら?でも注意されないと、学べないし、若い人やから、わからな

いこと一杯あると思うのですよ、そこでこんなオバチャンが注意して学んでいくのです

よ。

私も若い頃、職場でお客様にコーヒー出す時、ソーサーの上のスプーンがアッチャコチャ

になってたと、部長に叱られた苦い思い出がありますもん。

言わない人多くなったのかしらねー。

うざくだけに、うざい話になってしまいました。

お後がよろしいようで、チャンチャン。



2017年7月22日土曜日

三途の河も泳ぎ次第。



毎日暑い熱いとぼやいてばかりで、買い物も生協の宅配で済ませ、なるべく表にも出ない

ようにして、篭っていたら、身体の調子がおかしくなって来てしまい。

夜巧く眠れないし、肩が凝って来るし。

ならばプールでも行こうかしらと、行かなくなって4・5年ぶりになるかも知れないけれ

ど、決意しました。

優柔不断の性格のため、実行するに当たり、周りの人々に吹聴して、このようにブログに

も投稿して、どうでも泳がなければならない情況に持って行こうとする魂胆です。

まず形からと、友人のアサミにLINEで最近の水着情報を聞くと、最近は裾が長いのがトレ

ンドだそうです。

普通の競泳用なら、何枚もあるのに、あれではどうやら浮いてしまうらしい。

水に浮くのはいいけれど、ファッションで浮くのは、私としてはいやだ。

そこで早速ネットで取り寄せ、これもまた黒猫さんに持ってきてもらい。(どこまで出不精)

私が着るとまるで大正時代の水着みたいに見えるのは、なぜ?

何とか形は整い、後は行くだけ、ならば今でしょ!

となるのだけど、来週からにします、週末色々あって。

今回は苦手な平泳ぎをマスターしようと思っています。

近い将来「三途の河」も渡らなあきませんし、あそこの河はクロールは似合いません。

怖くなり、いやになったらクイックターンで、すぐさま帰れるように磨きを掛けなければ

いけませんし。

これも終活の一つかもしれない。


2017年7月19日水曜日

生涯現役でいることの難しさ。

先日から母の2歳違いの妹が我が家に滞在していて

母の面倒でさえ大変なのに、心臓の按配がよくないオバの面倒まで見なくてはいけなくな

り、それはめんどくさい大変な事になっていたのですけれど、昨日やっと帰ってくれまし

た。

とはいえ叔母は、そんな身体にもかかわらず、一人暮らしで頑張っていて。

何でもカンでも私達に頼りっきりの母とは大違い。

全く歩く事もできない母とは違いゆっくりでも歩けるし、何が凄いって姿勢が綺麗。

食事のマナーも綺麗。

こんな風に年取れたらいいなーと思わせるお手本みたいな叔母でした。

でもその母と叔母の会話は、全くかみ合っていないのに、とても楽しそうに話をしている

のです。

丁度、テレビで日野原重明さんが亡くなられたのニュースが流れたときには、二人とも、

「よーもまー、あんなに高齢なのに現役でお医者さんしたはったこと、えらいねー。。」

と、そこんところは、かみ合っていましたわ。

テレビに映し出されている人105歳、見ている二人、98歳・96歳・横で寝ぼけてい

るのが、猫年齢20歳、人間で言うと100歳は超えている婆猫。



なーんと言う超高齢化でしょう!

見事なアラハン(around hundred)達ではありませんかっ。

近未来の日本を見ているみたいです。

日野原先生は、三月に誤嚥肺炎になられて、食事を取るのが、ままならなくなった時に、

胃ろうを拒否なさったそうです。

病院や施設などは、すぐに胃ろうを勧めますが、義父もそうでした。

治る病気などは胃ろうしてまで、治療を進めなければなりませんが、回復する見込みのな

い患者まで胃ろうや点滴する事に以前から疑問を感じていた私は、この日野原先生の勇気

ある判断に、「やっぱり!さすが!」と思いました。

2020年には人口の3割が高齢化になるといわれています、それに向かって突っ走って

いる私は、どんな風に自分らしく、はたに迷惑掛けずに老いさらばえていこうかと、考え

る昨今です。









2017年7月14日金曜日

シネマ歌舞伎「阿弖流為」を観て



シネマ歌舞伎を観て来ました。

歌舞伎好きの私としては、そんなん。。どうなん??生のほうがええやん。

普通の歌舞伎だと映画にしたら眠くなるだけ(ゴメンナサイ)と思っていましたが、

ところがどっこい、さすが、作・演出 が、劇団新感線の座付作家さんだけあり、

目が回るような舞台演出とスピーディな台詞回し、現代用語で話してくれますの。

それでいて、見栄や睨みの約束事はそのままで、花道、スッポン、せり、回り舞台など

歌舞伎のええとこを、柔軟に取り入れてはりました。

いつも歌舞伎では、近視・遠視・乱視・三拍子そろった私は、オペラグラスは手放せませ

んが、それもいりません。

ちゃんと、睨みの目玉や、飛び散る汗までしっかり見ることが出来ます。

染五郎さん勘九郎さん七之助さんほか、お若いからこそ出来るお芝居。

染五郎さんの少ししゃがれ声が耳障りよく、勘九郎さんはお父さん譲りのスケールの大き

いお芝居で、声がだんだん似てきはったわ、七之助さんは、ますます美しくなりはって、

殺陣といい台詞回しと言い素晴らしくて、誰が見ても面白い作品やと思います。

最後は映画なのに拍手で終わったのにはびっくり。

本来の歌舞伎とは少し違うけど、面白ければそれでええのと違いますかしら?

後で染五郎さんの舞台挨拶がありました。その中で今回のような歌舞伎の形態を

名付けて「歌舞伎ネクスト」と言っておられましたけど、正しくそうですやん。

今までどおりの歌舞伎の殻を打ち破り、又新しい歌舞伎として、こういうのもありかなと

思いました。




2017年7月6日木曜日

脳梗塞からくる手の痙縮 のためのハンドクッション


母の弟で、私と20歳違う叔父がいます。

とても大好きな叔父なんです。

冗談で、大昔、叔父が大学生の頃、父の仕事の手伝いで新町の「藤の屋」という料理屋に

よく行ったそうです。

そこで、めくら縞の紬がよく似合う多美さんという可愛らしい仲居さんとええ中になって

しまい、(店の名及び人名は適当、放送禁止用語も含まれます)

父の商談の間にチョイの間で彼女と間違いを犯しその結果私が生まれ、それでもって、そ

の子を母が引き取り育てたという、とんでもない作り話をよく人に話していて、友人なん

かは、笑いながら「その次はどないなったん?」って面白く聞いてくれたもんです。

でも、たまに信じる人がいたはって。

叔父の入院先の隣のベッドのおじさんも、すっかりその嘘話を信じきって後で叔父に「嘘

つくのもええ加減にせい!」と怒ったのではなく、笑われました。

今でも私のことを何時までも心配してくれている、大事な叔父なんですけれど。

5年位前に脳梗塞で右半分が不自由になり、最近は特に手足の強張りがきつくなり。

とうとう右手が、グーの状態になってしまったのそのグーの手の中に入れるクッションを

作りました。

何故これが必要かというと、握ったままでいるとますます拘縮してしまい、手の中が不衛

生になるのです。

100円均の手袋の中に綿を入れてリメイクしました。

最近は話す事もままならない様になってきて、少しでも快適に過ごせる様にと作りました

が、気に入ってくれるかなー。


2017年7月3日月曜日

母の悲鳴が聞こえる絵羽織

昔昔。まだ私がJKの頃、ありましたの、そのような頃が私にも。

母はまだ現役で和裁の裁縫士をやっていて、家でチクチク縫っておりました。

出来上がる着物を横目で見ながら私は、宿題したり、テレビ見たりしてましたのよー。

ある日いつもの通りテレビ観ていたら、母が急に「アッアーッーー!!」ってまるで断末

魔のような叫び声をあげたのです。

今でもその声は、耳に残ってますわー、覚えてますよ、昨夜の夕食のおかずは、

忘れていても、そんなしょうもないことは、変に覚えているもんなんです。

綺麗な柄の絵羽織を裁断していたその時、寸法を間違えて切ったらしいのです。

そのときの母の頭の中に金銭登録機(古いです)の音がガチャガチャチーン♪っと鳴ったか

どうか知りませんけど。

ジャーン♪ 買取です。

その忌々しい失敗した布が、箪笥の底から先日出て来ました。

で、リメイクしましたの、前置きが長くて、申し訳ありませんが。

染の名古屋帯と、大き目のトートバッグ、それから吾妻袋に。

そんなおっちょこちょいのDNAを引き継いだ私も、裁断間違いありますよ、自慢じゃない

けど。

でも私は洋裁のほうだから、布も余裕あるし駄目ならデザイン変更できるし、それで切り

抜けてきました。

和裁は、残念ながらそんな訳にはいけません、このような絵羽織ならなおさら、柄があり

ますもの、和裁の道に進まなかったのは、良かったわ。

失敗して、一々買取していたら、何してるこっちゃらですもん。