母の面倒でさえ大変なのに、心臓の按配がよくないオバの面倒まで見なくてはいけなくな
り、それはめんどくさい大変な事になっていたのですけれど、昨日やっと帰ってくれまし
た。
とはいえ叔母は、そんな身体にもかかわらず、一人暮らしで頑張っていて。
何でもカンでも私達に頼りっきりの母とは大違い。
全く歩く事もできない母とは違いゆっくりでも歩けるし、何が凄いって姿勢が綺麗。
食事のマナーも綺麗。
こんな風に年取れたらいいなーと思わせるお手本みたいな叔母でした。
でもその母と叔母の会話は、全くかみ合っていないのに、とても楽しそうに話をしている
のです。
丁度、テレビで日野原重明さんが亡くなられたのニュースが流れたときには、二人とも、
「よーもまー、あんなに高齢なのに現役でお医者さんしたはったこと、えらいねー。。」
テレビに映し出されている人105歳、見ている二人、98歳・96歳・横で寝ぼけてい
るのが、猫年齢20歳、人間で言うと100歳は超えている婆猫。
なーんと言う超高齢化でしょう!
見事なアラハン(around hundred)達ではありませんかっ。
近未来の日本を見ているみたいです。
日野原先生は、三月に誤嚥肺炎になられて、食事を取るのが、ままならなくなった時に、
胃ろうを拒否なさったそうです。
病院や施設などは、すぐに胃ろうを勧めますが、義父もそうでした。
治る病気などは胃ろうしてまで、治療を進めなければなりませんが、回復する見込みのな
い患者まで胃ろうや点滴する事に以前から疑問を感じていた私は、この日野原先生の勇気
ある判断に、「やっぱり!さすが!」と思いました。
2020年には人口の3割が高齢化になるといわれています、それに向かって突っ走って
いる私は、どんな風に自分らしく、はたに迷惑掛けずに老いさらばえていこうかと、考え
る昨今です。
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