2017年7月19日水曜日

生涯現役でいることの難しさ。

先日から母の2歳違いの妹が我が家に滞在していて

母の面倒でさえ大変なのに、心臓の按配がよくないオバの面倒まで見なくてはいけなくな

り、それはめんどくさい大変な事になっていたのですけれど、昨日やっと帰ってくれまし

た。

とはいえ叔母は、そんな身体にもかかわらず、一人暮らしで頑張っていて。

何でもカンでも私達に頼りっきりの母とは大違い。

全く歩く事もできない母とは違いゆっくりでも歩けるし、何が凄いって姿勢が綺麗。

食事のマナーも綺麗。

こんな風に年取れたらいいなーと思わせるお手本みたいな叔母でした。

でもその母と叔母の会話は、全くかみ合っていないのに、とても楽しそうに話をしている

のです。

丁度、テレビで日野原重明さんが亡くなられたのニュースが流れたときには、二人とも、

「よーもまー、あんなに高齢なのに現役でお医者さんしたはったこと、えらいねー。。」

と、そこんところは、かみ合っていましたわ。

テレビに映し出されている人105歳、見ている二人、98歳・96歳・横で寝ぼけてい

るのが、猫年齢20歳、人間で言うと100歳は超えている婆猫。



なーんと言う超高齢化でしょう!

見事なアラハン(around hundred)達ではありませんかっ。

近未来の日本を見ているみたいです。

日野原先生は、三月に誤嚥肺炎になられて、食事を取るのが、ままならなくなった時に、

胃ろうを拒否なさったそうです。

病院や施設などは、すぐに胃ろうを勧めますが、義父もそうでした。

治る病気などは胃ろうしてまで、治療を進めなければなりませんが、回復する見込みのな

い患者まで胃ろうや点滴する事に以前から疑問を感じていた私は、この日野原先生の勇気

ある判断に、「やっぱり!さすが!」と思いました。

2020年には人口の3割が高齢化になるといわれています、それに向かって突っ走って

いる私は、どんな風に自分らしく、はたに迷惑掛けずに老いさらばえていこうかと、考え

る昨今です。









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