2013年4月14日日曜日

春の大神祭りの後宴能

毎年初詣にお参りしている、奈良の大神神社。

そこで毎年4月10日に開催される後宴能。

始めて行って来ましたよー。


いつもは車で行くのだけれど、今日は、お一人様なので電車で行くことにしました。

桜井駅から三輪駅までは、珍しいワンマン電車、とてもカラフルです。












始まる前に、お煎茶手前を頂き、いつもは、初詣客でごった返す、お社の中をゆっくりチェック!

拝殿の右には、大きな杉の木その中には、白蛇さんがいたはります。

いつ行っても、白蛇さんには、お目にかかれないのだけれど、今回もだめでした。

お賽銭上げて、願い事丸呑みしてもらうよう願掛けました。



昔この辺は美味しいお酒の産地だったそうで、

お酒の神さんとして お全国の酒屋がおまいりに来るそうです。

よく造り酒屋さんの軒先につるされている杉玉が、

こちらのお社の軒にもつるされていました。
















肝心のお能の内容は、やはり大神神社にゆかりのある演目。

神歌に始まり、狂言は、「福の神」 鬼は外福は山へと、豆まきをします。

お能は、金春流で、「三輪」

三輪の神が人の姿になり女の人と契りを交わして、素性を怪しんだその女の人が、男の着物に糸を綴じ付けて辿って行ったら、その男の人は、三輪の神でありました。

というお話ですが、いつもの事ながら、最初の解説で、わかっているだけで、お能を拝見していても、さっぱりわからないです。



あと仕舞があり、最後に金剛流で、「枕慈童」

昔、王の枕をまたいでしまった、慈童という仙人が、いました。

その罪で、山に流されて、一人寝を嘆くわけで、それも七百年も。

菊の葉の露が、お薬になり、そのお薬が不老長寿の薬だったわけで。

自分の長命に驚いて、楽しく舞を舞う楽しい能です。

能舞台の上も菊のお花が飾られていて、華やかで、綺麗なお能です。

長命を喜ぶなんて、いいなー

今は、長生きすると、大変なことが、一杯ありますもの。。

お天気にも恵まれて、いい空気の中、おまけに、すんごいパワースポットでの、能鑑賞、最高でしたわ。



終わりに紅白の御餅まで頂きました。

帰りの道で、黒猫さんに出会いましたよー

カメラを向けても、動かずにじーっとしていてくれて、カメラ慣れしているのか知ら?と思ったら、

オシッコしているところでした。

これはこれは、失礼いたしました。



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