毎年初詣にお参りしている、奈良の大神神社。
そこで毎年4月10日に開催される後宴能。
始めて行って来ましたよー。
いつもは車で行くのだけれど、今日は、お一人様なので電車で行くことにしました。
桜井駅から三輪駅までは、珍しいワンマン電車、とてもカラフルです。
始まる前に、お煎茶手前を頂き、いつもは、初詣客でごった返す、お社の中をゆっくりチェック!
拝殿の右には、大きな杉の木その中には、白蛇さんがいたはります。
いつ行っても、白蛇さんには、お目にかかれないのだけれど、今回もだめでした。
お賽銭上げて、願い事丸呑みしてもらうよう願掛けました。
昔この辺は美味しいお酒の産地だったそうで、
お酒の神さんとして お全国の酒屋がおまいりに来るそうです。
よく造り酒屋さんの軒先につるされている杉玉が、
こちらのお社の軒にもつるされていました。
肝心のお能の内容は、やはり大神神社にゆかりのある演目。
神歌に始まり、狂言は、「福の神」 鬼は外福は山へと、豆まきをします。
お能は、金春流で、「三輪」
三輪の神が人の姿になり女の人と契りを交わして、素性を怪しんだその女の人が、男の着物に糸を綴じ付けて辿って行ったら、その男の人は、三輪の神でありました。
というお話ですが、いつもの事ながら、最初の解説で、わかっているだけで、お能を拝見していても、さっぱりわからないです。
あと仕舞があり、最後に金剛流で、「枕慈童」
昔、王の枕をまたいでしまった、慈童という仙人が、いました。
その罪で、山に流されて、一人寝を嘆くわけで、それも七百年も。
菊の葉の露が、お薬になり、そのお薬が不老長寿の薬だったわけで。
自分の長命に驚いて、楽しく舞を舞う楽しい能です。
能舞台の上も菊のお花が飾られていて、華やかで、綺麗なお能です。
長命を喜ぶなんて、いいなー
今は、長生きすると、大変なことが、一杯ありますもの。。
お天気にも恵まれて、いい空気の中、おまけに、すんごいパワースポットでの、能鑑賞、最高でしたわ。
終わりに紅白の御餅まで頂きました。
帰りの道で、黒猫さんに出会いましたよー
カメラを向けても、動かずにじーっとしていてくれて、カメラ慣れしているのか知ら?と思ったら、
オシッコしているところでした。
これはこれは、失礼いたしました。
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