2015年5月29日金曜日

盆石って。。。


ずーーーんと年上の友人のお宅の作業部屋で、お喋りしていましたら。

ふと横にある引き出しの所に目が行き、表に「盆石」って書いてあります。

【気になった引き出し】


「盆石って、なんですのん?」って聞くと。「あら!貴方知らないの?」って言われ。

半世紀以上、いやんなるほど生きてきたけれど、知りません、初めて聞く言葉ですやん。

おもむろに引き出しを開けてくれて、見せてくれた、数々の小物。

【お値打ちのある石っころ】
【鳥やお月さんの型】

【鳥の羽根】





















【白砂 色んな細かさがあります】
黒の漆塗りのお盆の上に、この石や、細かさの違う砂等を、箆や羽で波や、雲等の風景を描き

床の間に飾るのだそうです。

なぜ、盆石に惹かれるのかと訊ねると、

飾り終えた後は、跡形もなく消え去るのが好きなのだそうです。


石っころの底に値段が書いてあったので、そおっーと見てみると。

¥10,000からお高いのだと¥40,000!!!   へーーーーーって感じ。

私のでかい手のひらに、ちょこんとと乗る、10センチある無しの石っころが。

「この石のここの白い筋が値打ちなのよねー。。」って。  その筋がねーーー???。

こんなお話をしていてもお解かりにならないかもしれないので、「百聞は一件にしかず」ってわけで

細川流の盆石の動画をアップします。

龍安寺の枯山水のお庭を、お盆の上に再現したような、縮景芸術とでも言うんでしょうか。

なんて素敵な芸術なんでしょう。

絵画や書のように後に残すことなく、その時限りの作品、一期一会です。

11月に大阪で展示会があるそうなので、行って見ようかな!

着ていく着物が大変そうだけど。

中途半端な着物で行くのなら、洋服で行くしかないか!







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