本も読んだし、大竹しのぶさん主演だし、
満を持して行って来ました。
やはり大竹しのぶさんは、上手!
以前見た「黒い家」も良かったけど、
こんな毒のある役やらせたらピカイチです。
高齢の男性の後妻になって、財産巻き上げてしまうのは、
よくある話で、最近も筧千佐子事件もあったばかりだけど。
映画のラスト近くで、娘達が、父の傍にいてあげなくて、寂しい思いをさせたと反省していたけれ
ど。
やはり、地位も学歴も高い男性が、性悪女にコロッと騙されるのは、やはり寂しさかしらね。
実は舅が、亡くなったときも、後妻さんにすべての財産を渡すと遺言状に書いていて、子供達が大
騒ぎして、やれ弁護士や、何やかやと、手を回して遺留分だけは確保しましたが。
その大騒ぎを見て、いつも私や後妻さんに、世話や介護をまかせっきりで、舅の面倒も見ない人た
ちが「何を言ってるのかいなー。」 と妙に覚めた目で見ていた記憶があります。
実の子供にしたら私のような嫁と違って、母親の記憶もあるし、冷静にお世話してもらったと、考え
られないところがあるのでしょうけれどね。
舅の後妻さんは、後妻業と違い、勿論財産目当てではなかったと思いますが、おかげで舅の老後
は、豊かな生活だったと思います。
中には、そんな後妻さんもいたはりますよ。
映画を見に来ている人たちは、高齢者がほとんど、夫婦連れや、お一人様など。
みなさん、どんな感想を持たれたか、ちょいと聞いてみたくなりました。
でも、こういう映画って大阪が舞台で、大阪弁なんですよねー、いややなー。
本を読んでから観るか、観てから読むか?
今回は、観てから読んだほうがよかったです、なんかイマイチで、大竹しのぶさん尾野真千子さん
はよかったんだけど。
メッチャ悪い事しているのに、最後が中途半端でねー。
原作では、死ぬのに、何で生き返るのか。。。ネタばれ。