今年80歳になる叔母が、七五三の時に着た、可愛い四ツ身の晴れ着、(あの叔母がこんな可愛い
着物を着ていたなんて、想像もつかないのだけれど。。)
大人になってから、帯に仕立て直して締めていたんですって、それはそれで、素敵な帯だったんでしょ
うね、その判断素晴らしいと思います。
大島や、お召しの着物によく似合って、ヘビロテだったそうです。
昔の人は、着物を、そんな風に普通にリメイクしていたんですよ。
締めまくっていたのか、所々、シミや傷が見えはじめ、箪笥の肥やしになっていたのでした。
「マコちゃん、この帯あげるわ」って言われて、「おおきにー」って言って持って帰ったものの、締める気
になれず。
思い切って、ばらして、こんどは、ええとこ取りして、ブラウスにリメイクしました。
まさしく負のスパイラル、いやいや正のスパイラル?
それとも、だんだんよくなる法華の太鼓!?!
綺麗な色と、柄で、とても とても捨てる気にはなりませんわ。
それに生地も昔のお蚕さんだから、ええ桑の葉食べたはるんですよ、だから吐き出す糸もいい絹糸
で、ぬめっとした、手触りが消えません。
乱暴に洗濯したのに、蘇ります。
さすが昔の染と、織りは、最高!!
0 件のコメント:
コメントを投稿
「Mのページ」を、最後までお読みいただきありがとうございました。