2013年3月10日日曜日

能の世界をあなたに

金剛能楽堂開館10周年記念で、京都にある金剛能楽堂で開催された集いに行ってきました。

金剛能楽堂は、以前室町にあったのですが、10年前に京都御苑の横に移築したそうです。

能舞台は、130年前の舞台そのまんま移築したそうですよ。




別にドレスコードは無かったのだけれど、一応京都だしね!お着物で、いそいそと出かましたわ。

ワークショップでは、能装束を鑑賞したり。


能で使う面をつけてみたり。

この面は、うら若い女性の物で、つけたとたん、若返ってしまいましたのよ。


次につけた表は、武士の面で、ぎょろりとした目が、ちょっと怖くて、「怖くなるよ!」と係りの人が、言ってくれたのですが、「私実は、怖いんです」って言いながら、つけてみました。
やはり、怖いです。


そんなこんなで、鼎談が、始まりました。

パネラーは、金剛流二十六世宗家 金剛永謹さん、若宗家 金剛龍謹さん、大阪大学の天野文雄さんで、能の見方楽しみ方をわかりやすく、お話してくださいました。

歌舞伎や、文楽は、1週間やそれ以上の公演期間がありますが、お能は、1日限り、だから、演じる方々は、これ以上のものは無いというように集中なさるそうです。

主人公は、神・男・女・狂・鬼で、能を舞う人、地謡の8人のコーラス、そして、笛・小鼓・大鼓・太鼓
の4種類の4拍子で情景描写を演じます。

そして、待ちに待った、お能を鑑賞させていただきました。

世阿弥精選五番というわけで、

高砂・清経・井筒・班女・野守、ハイライトシーンだけ、メロディー形式で、鑑賞いたしました。

よく巷で言われるのですが、お能は、眠くなるよ。。

やはり、客席の中には、お舟をこいでいらっしゃる方も、ふと見ると、舞台の後ろ太鼓のそばに控えてらっしゃる後見のお若いお兄様も、うとうとと^^

薪能「は、子供のころ父に連れられて、言ったことがあるのですが、本格的に鑑賞するのは、初めてで、すっごく楽しい時間をすごすことが、出来ました。

でも、あれだけ、事前に説明聞いても、さっぱり解らないんです。そこがお能の良いところなんでしょうね、勉強します。




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