2013年3月17日日曜日

着物あれこれ、そして着物をリメイク


最近着物に目覚めてきまして、昔から好きで事あるごとに着るようにはしていたのですが、年のせいか、ますます私のァッションアイテムとして、重要な位置を占めるようになりました。
着物って、字面で単純に考えてみれば、着る物すなわち衣服を意味する言葉なんですよね、でも洋服和服に分けてしまうと、和服を表す言葉になってしまっています。
洋服と違い、着物は、長方形のパターンで作られていて、洋服みたいに、縫製するときに、無駄な布が残らないのが特徴。
縫うときも二尺さし一本で裁断して縫えますもの、洋服は、直線定規、カーブ定規、コンパス、分度器、どんだけーって感じ。
そして、ほどいて縫い直す事がお約束で、今はそんなことする人は、ほとんどいなくて、ほどいて、お洋服に作り直す人が、ほとんどです。
そこんところにに私たち、彩縫館が、お役に立っているんです
もう一つの特徴は、体型を選ばないって事。肩と腰だけがリアルに、線が出るけれど、後は、うっすらぼんやりと、この辺に腕があるんやろなー、とか、足なんか、太さが全くわからない、いいですよね^^ほんまにいいですわ(笑)
一昔、いや二昔前までは、日常的に、着物を着ていたのにねー。
母なんかは、小学校の授業参観日には、着物着て真っ白い割烹前掛けしてきもんです。
でも女性がアクティブになってきた現在、そんな物着ていたら、働けないわけで、いつの間にやら、着物は、イベントごとにだけ出番があるのみになりました。
そのイベントも七五三・成人式・卒業式・結婚式・お祭り・花火かな・・・・
お葬式にも着なくなったもの。
でも最近アンティーク着物が注目されてきて、少しずつではあるのですが着物が流行っていますのよ。
着物で、お出かけすると、得点がついたり、入場料がお安くなったりとか。
今も京都では、3月20日まで、着物で出かけると。地下鉄バスが、無料だったり、文化観光施設が無料で見学できるそうです。
それから着物ジャックっていって、ブログや、Twitterでイベント参加を呼びかけて、けっこう、【老若男女】言えてますか?ろうにゃくなんにょですよ^^が集まって着物を楽しんでらっしゃるんですって。
年配の方々のおうちの和箪笥には、うんやらこさと、お着物が、眠っています。
お蚕さんが一生懸命口からはき出し、それを紡いで糸にして、織って、布にして、それをまた人の手で一針一針縫ってこさえた着物。
今作られている、着物とは、ちょっと違うんですよ、蚕からはき出す糸も昔より悪くなって来ています。
環境問題とかでね、桑の葉っぱもいい物では無いんですよね。
布も海外が多くなっているし、縫いもねー。。
そんなええ着物もったいないから、たまには着てみませんか?

日時: 2013年03月17日 14:19

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