今と違い、景気の良かったころは、お洋服も贅沢に布の用尺を使いデザインしていました。
中でもコートなんかは、上質のカシミヤでも、ドレープをふんだんに取って、肩幅も今の二倍はある
かと思うぐらい、大きくて。
そしてお値段も10万20万っていやもっとやったかも知れません。
それに引き換え今のコートといえば、細身でピッチピッチで、ちょいと動けば破けてしまうのではな
いかと、心配します。
コートはやはり、ゆったりと空気を沢山ふくめる事の出来るほうが暖かいですよね。
この前、富田林まで仮縫いに行ったコートが出来上がりました。
まるでガンダムのような(スンマセン^^)デザインのコート、いえいえ、あの頃はかっこよかったんです
って。
肩パットを、3分の1の厚みにして、肩のラインを削り、袖幅を細く絞ってみました。
現役のキャリアウーマンさんなので、スーツをお召になる機会も多いし、スーツの上に楽に羽織る
ことが出来ます。
いつも思っていたのですけど、何でもかんでも、炬燵布団みたいな、ダウンジャケット着るのは、や
めてほしいなー。
ダウン着て、ファスナー閉めて、マフラー巻いたら、中に何着ててもいいし便利ですけど。
あんまりファッション性がないちゅうか。。
ダッフルコートも、ピーコートも革のコートも色々あるのやから
そない言うてる私も着ますけど、そりゃ暖かいですし、軽いけど、なんかお洒落に見えないのですよ
ねー。
初詣なんかに行くと、まるで制服かいなと思うくらい、ダウンダウン。
たまには、ウールのコート着ましょうよ。
それなら奈良のお水取りに行って火の粉浴びて穴だらけにして泣かんならんこともないし。
春や言うのに、季節はずれな、お話ですんません。
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