ある日のこと、銀行のお兄さんが、家に来て「今度、銀行で旅行の企画したんで、ご参加願えますか?」
と姉に言っていて。
姉は、「行こうかな~」なんて言っているのを、聞いて、小さいときから、こうゆうときは、必ず「私も!、私も!行く、行く!」。。。
と言うわけで、銀行の一泊バス旅行に参加することになりました。
母の介護の都合で、行く日は、姉とは、別々です。
朝早く、難波の集合場所に時間きっちりに、到着すると、既にみーんな集まっておられて、私が、一番最後^^。
そっからバスに乗り込み、一路諏訪まで、ひた走りです。
途中、名神高速道路の菩提寺サービスエリアでトイレ休憩、高年齢の方々が多いので、やたら、トイレ休憩があります。
ここには、
うつくしの松と言って、扇型の、珍しい形の松があり天然記念物らしいですよー。
そっから、飯田まで、走って、お昼ご飯、「水引の里」です。
街路樹が、リンゴの木で、びっくりします、ちょこっと行った畑にも、リンゴの木があって、たわわに実っていて、思わず、頂きなる、感情を、押さえるのに、難儀します。
とって食べる人は、いないらしく、たんまに、旅行者が、採ったりするらしいのだけれど、排気ガスにやられていて、あまりいい状態では、ないらしいですわ。
その後、下諏訪大社下社秋宮に到着、こちらは、御柱大祭という大柱を曳き摺る荒っぽくって勇壮なお祭りで有名です。
神楽殿前の狛犬は、日本一の青銅製だそうですよ、戦争中に、国に献上した後は、土地の偉い方が、自費でお作りになったそうです。
写真の右手に見えますのが~♪大きな柱、その御柱です。申と寅の年に入れ替わるんだそうですよ。
その後町の中を散策。
旧中山道や甲州街道の交わる所で本陣や旅館などが、あちこちに、雪国らしく干し柿や、大根が、軒に干してあるのが見られます。
写真の軒先の、左に見えますのが~♪干し柿。
右に白く小さく見えますのが~♪干し大根
旅館の一軒の、「みなと屋」さんは、岡本太郎さん、永六輔さん、小沢昭一さん、宇野重吉さんなど、粋人達に愛されたお宿だそうです。
あそこに泊まったら、も少しましな文章が書けるかも^^
情緒のある町並みを、ゆっくり散策した後は、又バスに乗って、上諏訪温泉へ。
そこでお泊まりです。
温泉にゆったりつかって、大宴会場でお食事の後は、♪カラオケ大会♪、なっつかしい、曲目ばっかりで、タイムスリップしたみたい。
明くる朝は、小雨模様。
諏訪湖畔においてある、ベンチのデザインは、魚を捕る網なんですっと、おしゃれです!
曇り空の中霧ヶ峰ビーナスラインをドライブ、途中から雲行きが怪しくなり雪が降ってきたでは有りませんか。
もうお先真っ白です!
運転手さんは、チェーンを巻くやら、のろのろ運転。
走っていても、チェーンの、カシャカシャっていう音が気になって、切れてんのとちゃうんかしら?
こんなとこで、遭難なんか、いやです。
文字どおり、姥捨て山になってしまいますやん。
最近こんな事故多いしね!
富士見台についても、富士山なんか見えず、御射鹿池に行く予定も、危険だから、辞めることになり、仕方なく、無事、諏訪まで下りてきました。
SUWAガラスの里では、樋口主明・樋口真一ご夫妻の、ガラス工芸やエミールガレの作品の数々を鑑賞して、しばし眼福のひとときを過ごすことが出来ました。
この作品は、キャベツです。
おまけで、原田泰司さんの美術館も連れて行ってくれました。
景色のええとこには、どういうわけか、美術館が多いのね!
後は、またまたバスに乗って、お帰りでーす。
バスの中で、《チームバチスタ》の映画を見たり、うとうとしたり、後ろで、元気なおば様たちが、トイレ休憩のたんびに、五平餅や、干しイチジクを買って、「○○さん、あんた、朝出えへんかったんちゃう?干しイチジク食べたら、ええねんよ、食べ!食べ!」「うん、ありがと、五平餅もおいしいわ!」「せやけど、竹○○子、昔の鼻と今の鼻ちゃう思えへん?」「そうかもね、でも五平餅おいしいわ。。。」
帰りのバスの中から見た、夕日、久しぶりの夕日!
夕日の向かって叫びたくなるような、真っ赤な夕日だわ!
何を叫ぶかというと、そんなの決して言えません!!
2012年11月18日