2013年10月23日水曜日

町田 樹さんと白夜行

フギュアースケートアメリカ大会で、町田 樹さんが、4回転を綺麗に決めて、優勝しました。

高橋大輔さんや、小塚嵩彦さんを抑えて、堂々の一位です。

町田さんは、ファンの皆さんから、マッチーってよばれているらしいですよ。

そのマッチーが、エキシビションに選んだ曲が【白夜行】。

東野圭吾さん原作の、テレビ、映画、舞台、に映画は、韓国でも映画化された人気小説。


私も、好きな作家さんで、読んでいました。

テレビでも、と言っても、YouTobeで、見て、泣いてました。

それを、どのように、氷の上で演じるのか、振り付け、衣装も演出すべてマッチー自身でプロデュース。

ライトを抑えた、リンクに、ブルーのトップスを着て、左手は、手首から先を赤く染めて、静かに滑り出す、マッチー。

赤く染めているのは、重ねた罪の色。

愛する人のために、闇の世界で生きなければならなかった、悲しく切ない、亮司。

ほとんど無表情で、確実に、ジャンプやスピンをこなし、最後に、表情に上向きに倒れこみ、右手を差し出す、マッチー。

亮司が、雪の降る、クリスマスの夜、サンタさんの格好をして、雪穂の目の前で、死んでいく場面を、彷彿させます。

ジョー・ルイス・アリーナ(撮影・古厩正樹)


いやいやこれは、亮司が、乗り移っていました。

何処からか、雪穂の「亮司っーーーー!」って声が、聞こえてきそうな、素晴らしい演技。

ジーンと心に残る、素晴らしいスケートでした。

彼は、将来振り付け師希望だそうだけど、成功間違いなしです。

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