2015年1月14日水曜日

美智子皇后様の講演録「橋を架ける」

「子供の本を通じての平和」をテーマに開催された、

IBBY世界大会での美智子皇后様の講演録です。

戦争中に親元を離れ、疎開先で多感な少女時代をすごされ

そこでの寂しさを支えたのは、お父上から送られたご本でした。

「人は、自分と周囲との間に一つ一つ橋を架け、

人とも物とも繋がりを深め、それを自分の世界として生きてが

現れます。

この橋がかからなかったり、かけても、橋としての機能を

果たさなかったり、時として橋を架ける意思を失ったとき、

人は、孤立し平和を失う。」

美智子皇后の子供と読書についての講演を、本にしたものです。

深い読書体験と、素晴らしい読解力、それに深い教養によって

綴られています。

その時の映像を見ましたが、わかりやすい言葉で、優しいお声。

お立場上、制限のあるなか、世界の子供たちのために、ご尽力なさるお姿

に、感銘いたしました。

美智子皇后様は、日本の誇りです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

「Mのページ」を、最後までお読みいただきありがとうございました。