2015年1月22日木曜日

雨の日はどこにも行かず、ニットのお修理

今年の冬は、ことのほか寒くて、タートルネックが重宝します。

先日もお気に入りのセーター着てますと、裾に穴が開いているではありませんか



これは大変、ウール100パーセントは、虫の好物なんです。

脇線を解きます
早速、修理する事に、まずは糸を確保しなければなりません、

綺麗に仕上げるには、同じ糸で繕わなければあきませんのよ。

そこで、脇の縫い線を解いて、糸を確保するのです。

大抵のニットの、脇線の縫製は、共糸で縫ってあるので、

それを利用します。

まれに、アクリルや、ポリエステル混紡だと、

違う素材の糸を使用しているので駄目みたい。

そんなセーターは、穴開いた時点であきらめますけど。

解いた糸は、編んでいたのでクルンクルンになっているの

で蒸気で、まっすぐに伸ばし、針に通し、穴を繕います。


太い糸で編んだニットは、網目どおり編み直さなければいけません

が、細い糸のニットは、穴の周囲を繕うだけでほぼ目立たなくなります。

わかりますかしら、下から二番目の中央グレーのところ


細い糸のニットでも熟練した職人さんなら、バッチリ完璧に仕上げますけど、結構お高くなりますも

の。。

一個目の穴が修理できたと思ったら次から次と、穴を見つけ結局三つもありました。



穴一つあれば、きっと他にもあります。

その後は、しっかり防虫剤の点検もしておかなくては。

あっそれから、解いた脇線は、よく似た色の縫い糸で、細かく縫っておけば完成です。

それを忘れたらあきません。

ニットの穴あきは、チャッチャッと繕えるのに、心にぽっかり空いた穴は、自分では繕えないのよね

ー。(いったいなにが言いたいのやら)

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