2015年2月15日日曜日

高野山の名宝


あべのハルカスで開催されてますの、久しぶりに会う友人と行って来ました。

こうゆうのは、その道に詳しい人と行くのがGood。

高野山には時々行くのだけれど、霊宝館まで行った事がなく、アベノで見ることが出来るなんて、な

んてラッキーなんでしょ。

「山の正倉院」ともたとえられる仏教芸術の宝庫なんですって。

パンフレットに書いてありました。

高野山開創1200年なんです。

中でも、運慶・快慶の仏師の作品が、どーんと並べられていて、迫力満点です。

運慶の八大童子像、国宝なんです、ほんまに国の宝だわ。



快慶の執金剛神立像、かっこいい、筋肉がもりもりで、それでいて衣のひだなんか綺麗で、

力強くダイナミック、右足の親指がぴんと立っているでしょ。

歌舞伎の荒事の時も足の親指を立てて、力強さを表現するけれど、真似をしてるのかしらねー。


他にもたくさんの仏像があったけど、それぞれバランスがいいんです、表情も、そして、保存状態が

いいんです。

わが国の文化財の保存修復の技術が優れている結果か、それとも本当に綺麗なままで保存で出

来ていると言う事か、いずれにせよ、色の変化はあるるかも入れないけれど、形は本当に綺麗なま

まです。


高野山って、何回も火災に遭い、丸焼けになったときもあったのにね、

僧侶達がきっと命がけで守ってくれたんだわ。

その命がけで守った仏像たちを、今後災難にあわないように大正時代に霊宝館が作られたそうで

す。

私の中では、仏像と言う感覚より、芸術作品です。

東の運慶・快慶、西のミケランジェロかな!










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