母校のお茶室で、今日は、お茶席のマナーと言う事で、後輩のお師匠さんに教えてもらいます。
まずは、お茶や、お菓子の準備を皆でやりますよー。
同じ釜の飯を食った仲間、初対面でも和気あいあいです。
床の間の掛け物は、季節柄「瀧」、お花は、「むくげ」を、手籠にさりげなく活けて涼やかですわ。
最初に、お辞儀のルール。
真・行・草の三つです。
三つの格式と言うか、書道でも、華道でも、その三つの教えは、芸事にはつき物なんですね。
一番丁寧な「真」から、ちょっとしたご挨拶の、「草」のやり方、手の置き方、背中の角度など、しっかり
教えていただきましたよー。
綺麗に決まると、はたから見ても、とても美しいです。
お菓子やお茶の頂き方、襖の開け方、畳の上での足の運び方。
日本人なのに、こんな事も出来なかったのかと、良い歳をして、こんな事も知らなかったのかと、ちょっ
とへこみます。
ビックリするくらい、細かいルール。
ただ粉茶をお湯で溶いて頂く事だけのことなのに、沢山のルール付けをして、文化に仕上げた、千の
利休さんは、偉大だわ。
躙口 |
畳半分くらいの、躙口(にじりぐち)の小さいところから、狭いお茶室に入って、刀を取っ払った丸腰
で、当時の武将達は、お茶を嗜みながら、何を話し合ったのか。
今みたいに、美味しい和菓子やお干菓子、お抹茶をを頂いて、楽しくおしゃべりしているのを見て、利
休さんは、どう思ってらっしゃるのかしら?
久しぶりに、畳の感触と、なんともいえない痺れ。。
coooooooooool Japan !