2014年8月10日日曜日

絞り染めって、凄いんです!

着物の染めの一種に絞り染めというのがあります。

昔から、絞りの着物は好きで、端切れも見つけては、

コツコツ貯めていました。

絞りの着物は、いくらおお値段が、高くても、

大島紬なんかもそうだけど、カジュアルなんですよ。


格式のある所には、着て行く事

が残念ながら出来ません。

絞りの豪華な振袖なんかもありますけれど、

綸子や一越等の縮緬素材のほうが、家紋も映えますし。

留袖や、喪服なども、絞りは無いですもの。

そんな事を言っているから、着物の敷居を高くしてしまう

のでしょうけれどねー^^



布の模様になるところを糸で絞って、染料で染める。

1個や2個なら簡単だけど、疋田絞りになんかなると、

15万個から、30万個の粒を絞らなくてはならないので、

1年以上かかるそうです。

気が遠くなるような根気のいる作業です。

それだから、究極の贅沢品!



今はもう、日本で加工なさる方は、

少なくなって、ほとんど人件費の

お安い海外で加工されているそう

ですよ。


そんな、素敵な絞りの端切れで、子袋を作りました。

一つ一つ、手作業で絞って作られた、絞りのきれっぱし、もったいなくって

ごみに捨てる事なんか出来ません。







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