着物の染めの一種に絞り染めというのがあります。
昔から、絞りの着物は好きで、端切れも見つけては、
コツコツ貯めていました。
絞りの着物は、いくらおお値段が、高くても、
大島紬なんかもそうだけど、カジュアルなんですよ。
格式のある所には、着て行く事
が残念ながら出来ません。
絞りの豪華な振袖なんかもありますけれど、
綸子や一越等の縮緬素材のほうが、家紋も映えますし。
留袖や、喪服なども、絞りは無いですもの。
そんな事を言っているから、着物の敷居を高くしてしまう
のでしょうけれどねー^^
布の模様になるところを糸で絞って、染料で染める。
1個や2個なら簡単だけど、疋田絞りになんかなると、
15万個から、30万個の粒を絞らなくてはならないので、
1年以上かかるそうです。
気が遠くなるような根気のいる作業です。
それだから、究極の贅沢品!
今はもう、日本で加工なさる方は、
少なくなって、ほとんど人件費の
お安い海外で加工されているそう
ですよ。
そんな、素敵な絞りの端切れで、子袋を作りました。
一つ一つ、手作業で絞って作られた、絞りのきれっぱし、もったいなくって
ごみに捨てる事なんか出来ません。
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