3時半開場4時開演で、いつもより遅いスタートのおかげで大阪女子マラソンの交通規制にも遭
わずスムーズに学校に到着。
まずは伍代様にご挨拶。
「何でそんなに早よー亡くなりはったん?伍代ロスで、代の女性は、青菜に塩ですー。
でも、伍大様のおかげで、私らが学べる学校を創ってくださり、今日みたいに落語も楽しめま
す、ありがとうございました」てな事をぶつぶつ言いながら。
あっ!あきません、私お部屋の鍵持ってました、早よう行ってエアコン付けなくては。
今回も昨年に引き続き、噺家さんは、笑福亭右喬さんです。
最初は、私らにもわかりやすく、見台のお話から、上方落語特有の小さな机みたいな前隠の事
前隠しには笑福亭一門の五枚笹の紋が彫られています。
[前隠し] |
小間拍子の使い方や、扇子、日本手拭が、なんにでも化ける使い方など、色々教えてもらいまし
た。
[小間拍子 二個あります] |
ちょとした、小話のあと落語が始まります。
最初は「みかん」
おみかんを仕入れて売るお商売を、儲けの取り方も知らない主人公を面白おかしくお話にしてあ
って、元天商生にふさわしい内容。
次は、リクエストということで、年間250席落語を楽しむという、米さんのリクエストで
「はてなの茶碗」 目利きで有名な道具屋茶金さんが、お茶碗を眺めて「はてな?」と言ったの
を目ざとく見つけた油屋が、一儲けしようとするお話。
これもやはりお金にまつわる話でした。
それにしても、沢山の汗を流しながらの熱演でした。
最後は笑福亭松喬さんの奥さんだった、だったって、離婚したわけではありませんのよ。
三年前に亡くなられたので未亡人、未亡人って雰囲気ではなくって、どっちかって言うと、
♪ロックンロール ウィドウ♪って感じの塚本さんの締めでお開きになりました。
話が別になってしまいますけど。今日の落語も楽しかったけれど、高座を作るときに、テーブル
の足をくくる荷造り用のテープをハサミなしで切る方法を、小林さんに教えてもらったのが、感
動的でしたわ!