2016年1月25日月曜日

平成二十八年 逸翁白梅茶会

寒い寒い大阪でも最低気温-2度というくらい寒い日に、大阪より寒い池田で開催された茶会

逸翁白梅茶会に行って来ました。

池田に着くとお日さんが、照ってそんなに寒く感じなかったわ。

沢山着込んだし、着物はその点暖かいですよね。



あの宝塚歌劇の生みの親、小林一三さんのご命日に、毎年茶会が開催されます。

雅俗荘です、山崎山荘に少しにてるような


小林一三さんは、茶人でもあり、松下幸之助さんにもお茶の楽しみをお勧めになったそうです。

早く到着しすぎたので、記念館の中を見学しましたが、書斎や、奥様のお部屋なども拝見できて、

いろんな小林一三さんのご家族の写真なども見て回れました。

応接間です、素敵なインテリア


松岡修三さんや、サントリーの社長さんも御一族なんですね。


[お庭から見たお茶室]
さてお茶会ですが。

お茶室は、「人我亭」で、お茶室に20名ずつで16席まであるので総勢約320名、大賑わいです。

男性のお手前でお薄を頂きました。

お菓子は1月25日だけに作られる雅俗饅頭、白い上用饅頭の上に「雅」の焼印が押されてます。

一月らしくお軸は、雪中燈籠猿図、燈籠に沢山お猿さんがいたはります。

お花はいつもの牡丹。

蓋置きもお猿さんが三匹手をつないで、輪を作っていました。

お茶碗は、素人の私でもええもんやろなと思わせる、品々。

黒織部や、赤楽、伊羅保、など普通に美術館のガラスケースに収まっていてもおかしくないほど

の、お品だそうです。

半島さんは、「飾っておくよりみんなに触ってもろたほうが、茶碗も喜びます」ですって。

一席30分なのでゆっくりも出来なかったのですが、狭い茶室だったので間直に、茶器やお道具を

拝見できてよかったです。

すべて、逸翁さん(小林一三)の素敵なコレクションです。

それから、茶道具も素敵でしたが、参加しておられる、皆さんのお着物や、コート、毛皮、持ち物。

さすが阪急沿線です、ええもん身につけたはりましたよー。

眼福の一日でした。

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