2014年1月27日月曜日
小さなお家
観に行って来ましたよ!「小さなお家」
この年になると¥1000で行けますのよ、嬉しいような悲しいような^^
山形から出てきた若い女性が東京に出て、女中として働き、その家庭の中での出来事を、
年老いてから、回顧するお話です。
戦前や戦後すぐまでは、女中さんという職業かなー、なんだろう特殊ですよね、
お給料が、あったのかなかったのか、あったら職業なんでしょうね。
実は私の小さい時、2歳か3歳のときにも、いたらしいんです、覚えていないんですけど。
奈良の祖父が、我々子供二人の子守や家事見習いに、田舎の学校出たばかりの 15歳くらいの女の子を、連れてきたそうです。
昔で言う口減らしみたいなもんで、しぶしぶ母は、受け入れたんだそうです。
母が言うには、オネショをするし、下駄履くときは、親指と人差し指に鼻緒を通さず、隣の指の間に入れるような、すこしぼやけた性格の子で、一年も経たずに帰ったもらったそうです。
本当の女中さんを実際に目にしたのは、小学校の3年の頃かな。
同級生のYちゃん家にも遊びに行ったら、可愛いお女中さんが居て、よく遊んでもらった思い出があります。
K君の家にも、綺麗なお女中さんが居たわ、でもK君が言うには、パパと良い仲になって、追い出されたって言ってたわ。
あの頃まだ、女中さんて言っていた記憶があります。
しばらくしてお手伝いさんって、言い方に変わったみたいですけど。
映画なんですけど、簡単に言えば、松たか子さん扮する若奥さんと、ご主人の部下との不倫話です。
松さんの綺麗な事、着物姿の素晴らしさ、帯で事の次第を語らせるにくい演出。
そしてそれから懐かしい生活風景。
お庭で伸子張りをしてたり、アイロン掛の口で吹く霧吹き。
足の裏を、足で踏んでマッサージなど、実際に、おばあちゃんや、母親が、やっていたので、「そやった!そやった!」だわ。
そんな、物語の中で、山田監督の、戦闘シーンなしで、反戦を訴えています、そうそう、奥様が「風とともに去りぬ」を読んでいたりね!台詞の節々に戦争を批判したはりました。
ちょっと昔の日本映画みたいで、私は好きです、よかったわ!
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿
「Mのページ」を、最後までお読みいただきありがとうございました。