2017年12月23日土曜日

日曜日は有馬記念!

梅田に友人とランチを楽しんだ後、

来年の手帳や色々買い物があったので、

ウロウロしていたら、ビックマンでいべんとしてましたの、(私は、ビックフェイスと言

われることがありますが。なにか?)

お馬さんに、載せてもらって写真も撮ってくれるのです。

粗品もくださってね!

躊躇なく馬の背中に乗ってポーズを取りましたら、「日曜日は有馬記念♪」と叫ばなけれ

ばならないのです。

「そんなん言わなあかんのですかっ!」と、思ったけど馬の上に乗ってしまったし、叫び

ましたよ、三度も。

周りのスタッフさんも一緒でしたけど。

二回も撮り直してもらって。

年末のええ思い出かできました。

2017年12月21日木曜日

茶道のお師匠さんごめんなさい!

昨日は茶道のお稽古日で、玄関入るや否や先生が、「これ見て見てって!」自分の〆てい

る帯を見せるのです。

「自分で刺繍して帯も作ったんよー」って言わはるんです。

で、私が「やー、上手に出来ましたやん、二十日大根ですか?」って聞いたら、一瞬

お顔が曇って、「ヒイラギのつもりやねんけど」って。。。

やっちまいました、よー見たらヒイラギのような気もします。

「後ろも見て!」って言うのでお太鼓の所を見たら、解りました、クリスマスバージョン

です。


後ろ見てから前見たらヒイラギって解ったのに、あーあー残念!

頑張って刺繍して、帯作って皆に見せようと思ったはったのに、一番最初に私に見せたの

が彼女の不幸だったのです。

以前にも書きましたけど、先生は、ママチャリで門司のお姑さん所へ行ったり、お茶もお

花も和裁もなーんでも出来るし明るいし、お稽古つけてもらうのがとても楽しいのです。

水仙の格花です見事でしょ!

でも私のようなデリカシーの無い、その上物覚えも悪い生徒を持たなくてはならないのが

とても気の毒なような気がします。

どうか懲りずに来年もお稽古よろしくお願いいたします。

追記 でもヒイラギの横に鰯を刺繍したら、来年節分にも使えそうですやんねー。。
   
   これ言うたら破門になりそうやけど(笑)





2017年12月17日日曜日

要介護4の母を在宅介護するって事は。

久々のブログ投稿です。
ブログにはあまり辛気臭い事は投稿しないことにしているのですが、この半月ほどの嵐の様な出来事が続きました。
22年間家族のように過ごした牡丹(雌猫)を亡くしたり。


98歳の母の介護で、夜昼無く母に振り回され、ストレス満載で、ほとほと疲れ果てしまって。
でも周りの人たちのおかげで、何とかやっていけそうになって、ホッとしております。
最初は着替えの折に筋を違えたか何かで胸が痛いと言い出し、姉が大騒ぎして夜中に救急車を呼んで病院へ、レントゲンの検査の結果、骨に異常無しで帰宅。
その数日後入れ歯を飲み込んだと大騒ぎして、又病院へ、でも母の勘違いで。
でもCT撮影の結果、結核が見つかってしまい。
でも、その後の検査で、「高齢だからそのままにしときましょ、他の人には感染しないから」って。ホッ!
その間の通院が大変で、自家用車、救急車、介護タクシーと色んな車を利用しましたわ。
車好きの母にはラッキーだったかも。
足が動かないので、家のベッドから病院へ運ぶのにドンだけしんどいか、重いかで。
私と姉は腰に来てしまい、老々介護ですもの(こんなときだけ自分を老人扱い)
そんなこんなで、限界を感じ。
ケアマネさんに相談した所、かかりつけの医師と、デイケアのスタッフさん、訪問看護士さん、ショートステイのスタッフさん皆さんに集まってもらい、これから母の状態を共有して、何時でも24時間フォローしていただけることになりました。
介護に関わる職種の見守りネットワーク、バイタルリンクというアプリも利用して。
何よりも、今までお世話にはなっていたけれど、じっくり話し合いが出来ていなかったのが、私達の悩みを聞いていただいて、問題点を理解していただけたのが、嬉しかったです。
点滴、排便コントロール、ほか私達では出来ない医療行為なども頼める様になったし。
施設に入ってもらえばどんなにか楽か思うのですが、ぎりぎりまで頑張ってみようかと思います。
これからは体力勝負になりそうなので、より一層身体鍛えますわ。
介護鬱やストレス抱えて、悲しい事がおきない様、皆出サポートし合える仕組みを利用した方が介護される方もする方も良いですもんね!



2017年11月26日日曜日

男物の反物でコートを作りました。

男物の紬一匹をお持ちになって、コートの仕立てを頼まれました。

結城紬のようで、シックな濃い緑色で、着物に仕立てたほうがいいのになーと、心の

中で思ったけれど。。。

一匹とは、二反の事で、男性が着物と羽織とのアンサンブルにするために一匹で販売する

のです。

大昔のその又昔、絹は大層効果なもので(今でもですけど)絹織物二反と馬一匹と引き換

えになったそうですよー。

それで一匹と言われるようになったとか。

話それますが、お寿司も昔は二個を一貫と読んでたらしくって、なぜかと言うと、お寿司

二個で、昔の重さの単位の一貫になるからだそうです。

それが何時の間にやら一個を一貫と呼ぶようになったと、すし屋のおやっさんに教えても

らった記憶があります。

回っていないお寿司屋さんでね!

相変わらず前置きが長くて、何時になったら、コートの話になるのやらねー。

着物をコートにリメイクすると、おばさんチックになって、あんまりお勧めしないんだけ

ど、この生地ならいいかもと、お仕立てしました。

裏地もお客様ご持参で、これまた男性用の夏大島で、裏地にするには滑りが悪いのだけれ

ど、ご希望なので。

ステンカラーコートっぽく、打ち合わせも比翼仕立てにして、少しでもお若く見えるデザ

インにしました。






色が濃い緑でシンプルに仕上げた分、ストール・マフラー等で色遊び出来そうでしょ。

一反分で出来上がり、もう一反余ったのですが、「それ、あげるわ、着物にして着てくだ

さいよー」ですって!

やった!やった!丁度、単衣物のええ紬がほしかったので、来年あたり、仕立てることに

します。

ほんまにええお客さんですわー。

2017年11月12日日曜日

猫は可愛いね!文句いわないし。

仕事中にチョイ一休みしようと、ねっころがったら、ボタンが上から目線で、私を見下げ

ていた。

生意気な猫だ!

そうだ、写真を撮っておこうとポチットしましたわ。

暖かそうな首周り、ボタンの毛皮ももう既に冬バージョンで、モフモフ。

後ろのドアの所になんか張り紙が見えるでしょ。

あれは、1週間ほど前に、エアコンを消さずに外出したら、姉に怒りの張り紙を貼られた

のです。

まるでサラ金業者が返さない貸主のドアに貼る張り紙のような、書き方。

なんか虫の居所が悪かったのか、どうか知れませんけど。

誰だって忘れる事あるよねー、自慢じゃないけど、この歳になったら、ありますよー。

いっぱいいっぱい、そう書く姉も。ドンだけーってくらいに、うっかりが多い事か、

さっきも倉庫の鍵穴にかぎ突っ込んだまま、ほーってあったではありませんか。

それを、なによ、「ハガスな!」って色変えてまで書いて、はいはい剥がしませんよ!

友達来ても、正月に息子家族が来ても、ぜーったい剥がしませんって。

見た人がどう判断するか、面白いじゃありませんかっ!

「こんなブログ書く暇あったらさっさっと仕事しなはれ」って?

ほんまやわー。

2017年11月5日日曜日

番匠器で南無阿弥陀仏

父のお墓を四天王寺さんに引っ越したので、今まで以上に四天王寺さんへ足が向くように

なりました。

いっても20分ほどで行けますの、境内の伽藍はすっかり秋で綺麗に色付いていま

す。

今はあっちこっちのお堂の耐震工事が行われていて、残念ながら養生してあるので、

見ることの出来ない伽藍もあるのですが。


その中で面白い旗を見っけ!

けったいなーそれこそ、かな釘文字っぽいフォント??で書かれた「南無阿弥陀仏」

なんやろーと思っていたら傍に親切にも立看板があって。


「番匠器名号」というらしいのです。

ここを建立された聖徳太子様は、大工(番匠)技術の始祖なんですっと。

だから金槌や鋸や錐なんかの大工道具で「南無阿弥陀仏」と書いて工事の安全を祈願する

のだそうです。

解りますか?

アップで見ると、そこはかとなく

見えますでしょ、大工道具が

四天王寺さんを建立する時に

大地の産物の命を絶ってしまったから

大工道具で南無阿弥陀仏と書いて

工事の安全を祈願したんですって。

との事柄が看板に書いてありました。

それにしてもこのデザイン素敵です。

デザインって言ってはいけないのかな?

子供の頃から、慣れ親しんできた四天王寺

さん。

どうかすべての工事が事故無く終わりますように、私も祈ります。

こうやって、地震対策してもらって、これから、何十年何百年も先も、みんなの安らぎの

場所でいてくれますよう願いますわ。






2017年11月3日金曜日

ロングセーターのリメイク

今年は秋が、ぶっ飛んでしまい、一足飛びに冬みたいな、けったいな気候です。

「衣替えをしたら、こんなん出て来けど、捨てがたくて、なんとか。。。」

といわれ、何とかしました。

30年も前に買ったらしいです、虫にも食べられず、毛玉も無く状態は綺麗、綺麗。

ウール100パーセントのジャガードニット。

今時こんな地厚なセーターなかなかありません。

どのお店に行っても、ペラッペランのカットソーかなんかわからんような、セーターば

かりで、温うないのですけど、これなら一枚着ただけどポッカポッカです。

その頃の必須アイテムだった、ごっつい肩パットを取りはずし。

長い裾の部分をカーットして、その残りでニット帽を作りましたよー。

あまりカジュアルにならないように、ウォッチタイプで長めに作り、被り方一つで、色ん

なスタイルを楽しめるようにしました。

このセーターとニット帽なら、北風なんかへっちゃらだーい!

ストールなんかを合わせれば、11月頃まで活躍してくれそうです。

2017年10月31日火曜日

10月は、よー雨が降りました。

今日は31日、お若い方々は、ハローウインで大騒ぎしてねーもー。

今も外出から帰る駅で、仮装した連中が「Trick or treat!」なんて騒いでましたけど。

私には関係ないね!

何がハローウインよ外国の風習を真似てからに、もっと日本の伝統行事を楽しみません?

節分お化けとか、地蔵盆とか、おひな祭り、七夕祭。。

いろいろあると思うのですけどねー。(ひねくれババーです)

ぼやきはこの辺にして、今月はなんと雨の多い月だった事か。

台風も21号22号と続けさまに大阪に来たし、日本中水浸しになったみたいです。



雨の日といえば傘です。

お気に入りの24本骨の赤紫の傘なんですけど、かさ袋がないんです。

やはり電車や、傘袋のサービスの無いお店の中でベタベタしたのを持って歩くのがいや

で、袋を作りました。

可愛いでしょ!



こんなん作ると、雨の日が待ち遠しい気になりますけど、ほどほどの雨量にしてほしいな

ー。

2017年10月28日土曜日

第69回「正倉院展」特別内覧会へ行ってきた。

明日から開幕の正倉院展に一足速く、行って来ました。





光明皇后が亡き夫聖武天皇の愛蔵品を集めて大仏様(大阪弁では、ダイブッタンと言います、笑)

に献上する品々を収めた蔵が正倉院やそうです。

読売新聞の「ええやんかかんさい夕刊アンバサダー」である私は、展覧会を見た後、感想

をSNSやブログに投稿するというミッションを遂行すべく、喜んで参加しました。

何回も正倉院展には訪れましたけど、人が多くて、十重二十重の中を、掻き分け掻き分け

しながら見学したものでしたが、ご招待日の今日は、空いてはいないけど、ほどほどの人

数でしたわ。

さすがご招待なので、図録も、解説イヤホンガイドも、無料、お茶やお菓子のお接待して

いただいて、ええのかなー?って感じ。

毎回違う展示で楽しませてくれますけど、今回は、興味深い楽器が多くてそれも、コンサ

ートで見るような、ただ音が鳴るだけでなく、これでもかというくらい装飾してあって、

さすが聖武天皇の愛蔵品だけに、大理石でこさえてあったり、漆や金で装飾してあって豪

華。

会場にはその尺八の単純な音色が流れているのですが、ひょっとして聖武天皇のこの尺八

を使って演奏しているのかしら?そんな罰当たりな事しますか?どうやろ?

仕事柄テキスタイルにも興味が引かれ、雑帯といった、帯などの織り方はカラフルな糸を

バイヤス柄に織ってあって今でも使えます。

経巻のつつみも細い竹に絹糸ですのこ編みにしてあるのですが、その柄が、迦陵頻伽(カリ

ョウビンガ、もーこの辺から漢字の変換できませんIMEパットのお世話になってます)


この鳥は殻の中からも鳴き出す、美しい声の鳥で、

よくミュージシャンのバンド名や曲名

にもなっていて、以前から気になる鳥やったんです。

それから阿弥陀経唱えるとき5・6種の鳥が出てきて

その中に迦陵頻伽もあって、

私の中では、見目麗しい鳥を想像していたのですが、

そこに織り表されたその鳥は、ちょっとユーモラス

で思わず「これ!?」って言ってしまいそうに

なりました。

絵に描くともう少し美しいのでしょうけれど、

なんちゅうても織りもんですから仕方ないかな。

あと、アクセサリーが豊富で、腰にジャラジャラ付けて

いたであろう水晶玉やサイの角、結構お洒落さんな天皇だわ。

それから盃が楕円形なのがちょっと不思議で、金属や瑠璃でこさえてあって、綺麗でし

たけどどこから飲むのやろ?



こういうのも今は科学的に分析されて、

どこの国から来たか解るんですって。

科捜研のマリコさんもびっくり!

帰りしなに可愛いバンビに会いましたわ、

奈良はやっぱり鹿さんです。

院内撮影禁止なので、画像はすべて図録

からお借りしました。



1300年も昔の物を今でもちゃーんと、見ることが

出来るって、素晴らしい事やとつくづく思います。

これから先も何時までも続くといいなーー。








2017年10月21日土曜日

セーターのリメイクで、経済を考えた


そろそろ秋冬の衣類を出さなあかんわと、セーターを見ていたら、ここ二年ほど出番のな

かった黒いVネックが出てきたので、ニット帽とレッグウォーマーにリメイクしました。

こんな感じで最近は、新しく衣類を購入する事が少なくなり、昔の服をサイズ直しをした

りリメイクしたり、衣類関係で新しく購入するものは、下着、靴、バッグなどだけ。

いざちゅうときは、着物という手もあるし、よそ行きの服は買わなくなったわ。

自分の仕事が、そうゆう仕事やかもしれへんけど、最近購買意欲がとんとなくなって

きて。。

というのも、巷に出回る洋服が、生地やデザイン、あんまりビビットこないのです。
 
でもこういう事って、日本経済において、良くない事かもしれません。(大きく出た!)

大量生産と大量消費でお金が動いて、GDPやらがグーンとアップし、それが経済発展して

国が繁栄するんやけど、けど。。

年間約100万トンの衣類が廃棄されると言いますやんかー。

私の頭の中には「モッタイナイ」と言う例の形容詞がどうしても頭をよぎる。

経済成長が低下すると雇用や所得が伸びない、所得が伸びないから、購買意欲が低下す

る。

卵が先か鶏が先か、見たいな話になりますけど。

この冷え切った景気なんとかならへんやろかー。

明日は選挙やけど、誰を信じて投票したらエエのやら未だ決めかねているのよねー。

2017年10月4日水曜日

茶花でクスクスしました

画像ボケていて申し訳ありません


今日の茶花は、綺麗に緋襷の入った備前の花入れに、海老草、海老蔵チャいます。

ほんとうは、小海老草らしいです、小海老って普通に海老でも良いのに。

別名ペロペロネって変な名前を持っているのです。

海老草侮れません。

それから、水引草これは普通で、見た感じ水引に見えないでもないけど。。

それから一番大きな枝葉に黄色い蕾がついてるのは、素馨(ソケイ)と読みます。鼠径ヘ

ルニアの鼠径とチャいます(この名も地味におかしい!)

けどジャスミンの仲間らしくって、でも残念ながら香りはあんまりしない。

後は普通に不如帰(ほととぎす)

人間に勝手に名前を付けられ、それを笑われ、笑っているのは私だけかもしれないけれ

ど。

知れば知るほど茶花、いやー植物の名前は実に面白い。



2017年9月30日土曜日

財布がぁぁぁーーー!


しばらく、プールさぼっていたので、久しぶりに行こうと準備して外に出たら、夜はもう

秋で、涼しくなってしまっているではありませんか。

自転車では、帰りに風邪ひくかと思い、車で行くことに。

いつもは財布を持って行かないけれど、免許証が要るので、それに駐車料金も要るし。

プールに到着して、お水を買おうとすると、財布が無い!

えらいこっちゃと、車のダッシュボードや、シート辺りを見ても無い!

どこに落としたのやら、仕方無しに一旦帰ろうと、慌てて車を駐車場から出そうと発車す

ると、車の下あたりからギコギコと不気味な音。

そう、駐車料金払わないと、ロック板が下がらない、こんな当たり前のことが、慌てると

気づかないのが情けないわ。

けどお金が無い、財布が無いから、何回も言いますけど、無い(泣)

受付の顔見知りのお姉さんに拝み倒して¥350借り、5分位なのに¥350って(怒)

帰る道中、カード会社に連絡せなアカンとか、あらゆるカードの再発行の事とか、

それに一番は、いつもお金の入っていない財布なのに、今回は諭吉さんがお3人も入って

らして、そのことも頭の中をグルグル回り続け、やっとの思いで、帰宅して。

そこで、も一度探したら、、、。

あったのです、助手席側のスライドドアの下あたりに落ちてたんです。

ほらこんな感じで、自戒の意味も込めて記念撮影(何の?)



あーあー良かった。

娘に言うと、「お母さんいっつも、そんな事言うてるやん、これから、もっとこんな事増

えると思うわ、気ぃつけなあかんやん!」って腹立つわ、当たってるだけに反論できな

くて、地球の反対側まで落ち込んでしまった、今夜の出来事でした。


2017年9月21日木曜日

9月のお茶と着物リメイク

昨日は、9月最後のお茶のお稽古でした。

最近とみに教えた頂いた事を「あっ!」ちゅう間に忘れてしまうので、ブログに書いてお

くことにしましたわ。


棚は青漆爪紅糸巻き二重棚です。

黒く見えていますがダークな緑色、信号の緑色を青と言うみたいに、青です。

ちらりと、アクセントに紅が見えますでしょ、見えないかなー、写真下手ですわー。

中間にある棚の4辺が弓形にカーブしていて糸巻きの形をしているので糸巻棚です。

糸巻なんてお若い人にはわからないけれど、昔はね!(ほーら始まった^^)

糸は桛糸つまり糸の束で売られていて、それを糸巻に巻きなおすわけですよ。

その糸巻の形が棚の形です。

一番上の棚には柄杓と蓋置きを「入」の字のように置くから「入り飾り」と言います。

一番下には水差しが入ります。

その左に風炉お湯を沸かす道具で、釜に湯が沸いてます。

まだ九月なので暑苦しくないように、お客様より遠い所に置くのですが来月からは、中置

と言ってもう少し右に置きます。


茶花は、吾亦紅・藤袴・海老草が籠花入れに活けてあります。

なるべく覚えておこうとしたのですけれど、これが限界だ。

もっと、あったように思うのだけれど忘れました(泣)

一番楽しみのお菓子の画像を取り忘れてしまって、お茶のお菓子も綺麗で美味しくて

楽しみの一つなのに。。


この着物っぽいのは、昔お茶の先生が、

今の先生でないですよ。

お茶を教えるときにお召しになる

のに気楽に着れる様にと、着物をリメイク

させて頂いたセットアップです。

単衣仕立てに背裏をつけてあるので、着易いし

冬になれば、セーターの上からも着れるし

下は巻きスカートっぽいウエストゴムの

スカート。

袖も筒袖と元禄袖の中間みたいで動きやすそう

でしょ。

これなら普段でも着れます。











2017年9月15日金曜日

ルックスってやはり大事かも。

今日の出来事です。

以前より知ってはいたのですが、近所のガス管工事が朝から始まりまして。

それは、それでよいのですけれど、どういう訳か家の玄関のまん前に工事車両や、機材な

どを置くのです。

そして家に入る前の道を立て看板して通行止めになってしまっているのです。

工事するのは、隣の横丁なのに、何の断りもなしに。

【フリー素材よりお借りしました】

今日は母のデイサービスの日なので、家の前までお迎えの(あっちのお迎えチャいますよ、念のた

めに!)車も入れないので、姉が車椅子で、広い道路まで押していく騒ぎ。

車で出かけるときも、工事中の立て看板外してもらって、出て行って、帰ってきたら、

「入れませーん」何て言われて、「ここの家のもんです」って言って入って。

でも厄介な工事の車があるから、車庫入れも大変で、親切に警備員のおじさんが「はーい

右切ってー、もう一度出てー、今度は思いっきりハンドル切ってー!」って近所中に聞こ

えるみたいに大きな声で叫ぶのです。

近所の人は、「何?マサ子ちゃん最近車の運転下手になったんかいな?」と思われるやん

かいさ(怒)

家の前は私道なのに、何の断りもなしに車や、道具置いて、何でこんな目にあわなくては

いけないのかと、次第に怒りが大きくなり。

立て看板に書いてある工事責任者に電話しようと、看板見ながらメモしていたら。

「すみませーん、何かご迷惑掛けましたかー」と青年が走ってきたのです。

「迷惑も何も、何の断りもなしに、人の家の前にこんなん置いて、出入りしにくいし、デ

イサービスの車も入れへんし、もうすぐ帰ってくるのにー、怒・怒・怒」

って文句言ったその先に、平山浩行みたいな、シュッとしたイケメンが作業服着て立って

いて。「すみません、すぐに移動させますので」って。

そんなん、ずっこいわー、違反やわー、これ以上文句いわれへんやん、そんなイケメン出

されたら(泣)

そっから、あっちゅう間に、移動させて、玄関のピンポン鳴らして、「申し訳ありません

でした、移動いたしました」って。

それは姉が対応したのですが、朝あんなに「こんなとこに物一杯置いて、腹立つなー」っ

てあんなに怒っていたのに、「あらまーお手数おかけしましたねー」ですっと。

明日から楽しみやわー^^









2017年9月8日金曜日

大槻能楽堂ナイトシアター・初級編


写真
上の写真の右側にあるのが和紙でこさえた蜘蛛の糸です

「能って難しい?いえ、けっしてそんなことはありません」と副題が付いてます。

雨の中行って来ました。

最初に、演出家である、わかぎゑふさんと大槻文蔵さんの解りやすいお能のお話から

始まりました。

わかぎさんが、私達目線で上手に不思議に感じてたことを大槻さんに質問し手下さる

のです。

たとえば屋内なのに何故屋根があるかとか、それは昔は、能舞台というものは屋外に

あって、それを雨でも、夜でも公演できるよう近代になって、建物の中に設えたから

だという事らしい。

それから、目ざわりな柱、相撲の土俵のも屋根があるけど、吊ってあるから柱があり

ませんが、お能の場合は、ないとお狭い視野になる面をつけたシテが舞うときの目印

にもなるからで、大抵歩幅で勘定してはるだろうけれど、落っこちたりしたら大変で

すもの。

鏡板の画はいつも松なのは、どの演目にも差しさわりがないから、桜の春でも、紅葉

の秋でも、松ならフィットしますでしょ。

というような楽しいお話のあと、お待ちかねの土蜘蛛です、今回は大槻文蔵さんのお

孫さんの祐一さんがシテ土蜘蛛を演じられるのだそうで楽しみです。

シテがお若いので、後見の方たちもお若くって、おばちゃんにとって、とっても景色

がよろしいわ^^

ワキに福王知登さんも出たはりますよー(フッフフー♪)

土蜘蛛のお能自体も、割と動きのある眠くならない(笑)演目ですけど、今日は特にキ

ビキビ、シャキシャキ、蜘蛛の糸も心なしか、「いつもより多めに巻き散らかしてお

りまーす」って感じ。

最後にやっつけられた土蜘蛛は、なんと最後には後ろに反り返って「仏倒れ」までし

てくださり、頭大丈夫かいなーと、オバチャンは、マジで心配しましたわ。

舞台中に巻き散らかされた蜘蛛の糸は和紙で出来ていて、こんなの作るのって大変!

誰が作ってるのか業者がいるのかって、へんなところに興味が惹かれました。

楽しいお能でしたわ!

でも何時来ても皆さんマナーが良いのに、今日に限って、5人ほど女性の人たちが

スマホで中にはフラッシュまで焚いて写真を撮ってらしたのにはびっくり。

これはいけません、私も撮りたくても我慢してるのにね!


2017年8月25日金曜日

畳の縁でバッグ

1年以上も前に娘が買ってきた、畳の縁。

自分で作らないのに、何で買ってくるのかわからない、謎!

ここ数年デパートのカバン売り場や、手芸やさんで、よく見かけますやん畳の縁バッグ。

最近流行っているのか、街中で持ってる人をよく見かけます。


でも、あまり作る気がおこらず、というのは出来上がった商品を見ると、ちょっと違うか

なーと思っていて(何が違うって?なんかなー、微妙に違うのやわー。)

でも置いておいても勿体無いし、形にする事にしました。

やり始めると、生地がしっかりしているし、アイロン不要な素材なので短時間で仕上がり

ました。

A4位のサイズの小ぶりなバッグにしました。


びっくりしたのは、軽さです。

100g無いのです、95gという軽さ、それでいてしっかりしていて、丈夫そう。

これは人気が出ますわー。

それに作るのも普通のミシンで普通の針と糸で縫えます。

軽くて、手軽に縫える、ある程度の年齢になった人に人気が出るのがよーわかります。

この商品の販売元のHPを除いてみると代表者さんは、私と同じくらいの年齢の倉敷

の女性、やっぱり!

あの辺は畳の産地で、縁も作っている土地柄、最近は畳の需要が減少しているので、エエ

所に目を付けはりましたわ。

物がテープ状なので型紙作って裁断する手間が省け、素人にも簡単に作ることが出来るの

が売れた原因なのでは。

女性ならではの、目線で地場産業を活性化した、いいケースやと思います。

出来上がりの商品はお店では、強気のお値段付けたはります。

今ファッション業界で購買意欲が盛んなのは、やはり若い女性や、もしくは高齢の女性

達、それと、彼の国の人たちかな?

なんでもエエから、経済が活発に動かなあきません、畳の縁から何の話に飛ぶのやら。

あいも変わらず、脈絡のないお話で申し訳ない。






2017年8月23日水曜日

ハルカスで『あいぱく』やってました



暑いし暇やしという事で、避暑かねてハルカスへ、デパートが近所にあるととても便利。

ハルカス タスカル。

行くと『あいぱく』やってました。

つまり「アイスクリーム万国博覧会」をやっていました。(大阪は何でも短縮しますでしょ!)

通産動員数5万人100種類のアイスクリームが集結ですって。

会場は平日なのにすごい人で、それも若い女性、昔若かった女性で一杯です。

初日だったのでテレビの取材クルーがあっちこっちに居てます。

ジュリアンさんも、ソフトクリームなめなめしていたお婆ちゃまにやさしくインタビュー

したはりました。(勝手に撮ってごめんなさい)

アイスクリーム食べて、本屋で本読んで、秋物が出始めた婦人服売り場でウインドウショ

ッピングしたり、たのしいわー。

7階の縁活コーナーでは赤ちゃんの「おひるねあーと」なるものをやっていて、ママが

赤ちゃんの可愛い寝顔を写真に収めてはりましたよ。



可愛いねー、ほんまに可愛いわー。

あちこち回って疲れたし帰りましょうと、エレベーター前で来るのを待ちます。

ハルカスのエレベーターは、イラつくのは、知っていましたが、ベンチに座って待つ事

10分、今日は平日なので速いほうです。

バス停でバス待っているようなもんよ。

大体三基しかなく定員11名だもの、それは大変、端っこは乳母車が乗るのでなかなか乗

れませんし。

エスカレーターは、めんどくさいの、でも店側にしたら、回遊性が広がるのでそれはいい

のかもしれないけれど、客側にしたらたまったもんじゃないです。

またまた始まったわーぼやきが、大してお金落とさないのに、朝からウロウロするだけ

で、文句言ってるって、思ったはるでしょうね、ハルカスさん。

いつかドッカーンと買い物するからね、それって、何時ですのん?








2017年8月21日月曜日

スマホを落としただけなのに

本の題名です。


写真


旅のお供にコンビニで、なにげなく購入したのですが、面白くて一気読みでした。

一気読みできるくらい文章的には簡潔なのです、読みやすい。

ある男がタクシーにスマホを落としてから始まる事件です。

SNSの情報を利用して、気になる女性を文字通り丸裸にしたり、振り込め詐欺をしたり。

挙句の果てに何人もの女性を殺して山中に埋めてしまうという怖ーいお話。

老若男女スマホスマホで、気軽にSNSなどしているけれど、実はとても怖いものだと知り

ました。

ハッキングや色んな裏の技術、FBのなりすましなど、初めて知る事ばかりの情報がとても

為になりました。

スマホいじってる人必見です。

決してスマホを落としてはいけませんよー、そしてパスワードは安易な文字にしない事、

セキュリティーには万全を期すこと。

それから、この本にしても、今までのこのようなネット犯罪を見ても思うのだけど、

アナログ刑事さんと情報を悪用するハッカーとの戦いになると、どうしても捜査が後手後

手になってしまって歯がゆい。

急激に発達してしまった情報化社会に、黄色信号を灯してくれた一冊です。

多分、近いうちにテレビか映画になるのではないかと思う。

早速パスワード変えようかなー、でもなかなか覚えられへんしー、どっかにメモしとこか

なー。。(アカンアカン)

やっぱり今のままで行こ(笑)






2017年8月14日月曜日

大河ドラマ【おんな城主直虎】で無償の愛をみた。

大河ドラマなんかー何年ぶりで見たろうか?

キャストのせいで、柴崎コウさん、松也様、高橋一生さんが出ているのでね。

見たのもここ一月前くらいだからあまり内容わかってないのだけども、昨日の放送を今日

ゆっくり見ていたら、ええわ、一生さん、なつさんに求婚する場面が。。


なつにおとわのことを聞かれ、政次は、「おとわを一生憧れるけれど、そなたを手放した

くない」まーなんて勝手な言い草、でもわかる、女でもわかる。

そこでなつが、「さような時には、もうなんとも思ってないと、そう言うものですよ」

とウィットに富んだ大人の対応。

そして「いたしかたありませんね、私がお慕い申し上げているのは、そのような兄上様

ゆえ致し方ありません」ってどうよ、みんなー聞いてます?

政次のすべて受け入れるなつ、女の中の女。

台詞もいいのです。

大人の恋ってそうなんよ、みんーなひっくるめて、愛するのですよ。

最近のマスコミを賑わすゲスな男女の醜いお話聞いていて、うんざりしていたけど、これ

が無償の愛なのだっ!

次の週当たりから政次一生さんが、いなくなるような雰囲気、あーーっ、政次ロスやわ。

作家さんは、関西出身の森下佳子さん、チェックしとこ。

どうりですんなり台詞が共感できると思ったわ、でもこれって男性側から見るとどうなん

やろ、今度誰かに聞いてみなあきません。

ともかく、今回は、高橋一生のアップたくさん見れて良かった。










2017年7月30日日曜日

富田林で【龍舌蘭】の花を見た

毎年恒例のめぐまりこさんのショーを見に富田林まで行って来ました。


暑い中、まりこさんもエイジングシスターさんも頑張って暑さをぶっ飛ばす、ええショー

でしたわ!

終わってから、一緒に行った友人が【龍舌蘭】の花が咲いてるから、見に行こうと言って

くれて、彼女が言うには、その花は50年に一回しか咲かないのだそうです。

咲いたらそれで死んでしまうそうです。

一生に一度見れるかどうかわからない花、ぜひとも見ておかなくては、冥土の土産話にも

なるしと、勇んで見に行きました、って言っても友人の車で連れて行ってもらったんです

けど。

大きくって団地の4階ぐらいまであって、まるで樹ですやん。

何十年も掛けてやっと花を咲かせたら、周りに子株を残して、後は死ぬだけ。。

そういえば周りでミンミン鳴いている蝉も、7年土の中にいて地上に出て7日でチャッチ

ャとパートナー見つけて卵産んで一生を終えるといいます。

8日生きたら【8日目の蝉】とか言われて、小説になったりして。

不倫も裏切りもなーんもなし、後は空蝉が残るだけ。(何が言いたいのやら^^)

なんて、潔いことか。

それに比べて、人間は10ヶ月お腹の中にいて後は90年いや、母などは100年近く生

きてますけど。

それでもまだ、前世や来世や輪廻転生とか言うて、どんだけ自分の存在価値に対して貪欲

なんやろか。

今日は暑かったけど、まりこさんのショー見て、平均年齢70近いエイジングシスターズ

の踊りも見て、【龍舌蘭】の花も見て、なーんか人生いろいろ考えましたわー。






2017年7月25日火曜日

土用の丑の日はお好み焼き

今日は土用の丑の日、本来ならば鰻を食さなければならないのだけれど、家族の一人がお

好み焼きを食べたいというので、仕方なくお好み焼きにしました。

鰻は大好きなので、少しショックでしたけど、まー、今年は8月6日にも丑の日来ますし。

鰻丼、鰻巻き、鰻ざく、美味しいですよね!

その鰻ざくの事なんですけど、聞いてもらいましょか。

この前、近所の居酒屋さんへお昼ご飯を、友人達と食べに行きましたの。

そこで、天ぷらや、サラダや色々頼んだのだけど、最後に【鰻ざく】も注文したんです。

そこで出てきたのが、鰻の蒲焼を、1.5センチ幅くらいにスライスしたのが5.6切れお皿に

乗っかって来て、これはなにか、歯の悪い人が注文して、間違って私のところへ来たと思

い、お店の人に、「これは【鰻ざく】と違うし、他の人の注文ちゃいます?」

って言いましたの。

そしたら確かに私の所や言うから、「こんなん鰻ざくちゃうし、キュウリもないしお酢

もかかってないし」と訴えましたの、そしたらやり直して持って来てくれたのが、

さっきの鰻のスライスした横に、コロンとした乱切りのキュウリが一個乗っかってるので

す。

喧嘩売っておられるのかしら(怒)?

文句言いたそうな私の顔を見て、ツレがもうええやんと目で訴えるから、仕方無しに、頂

きましたけど。

「うざく」の画像検索結果
画像お借りいたしました。
最近の板さん鰻ざくも知らんのやろか?、板さん病気で素人さんのピンチヒッターさんや

ったのかしら?

以前にも他のお料理さんで、居酒屋チャいます、普通のお料理屋さん。

鮎の塩焼き頼んだら、綺麗に踊り串して焼いてくれたはったのに、お皿を置くときに右左

逆にして、お姉さんが置いたので、「これ置き方逆やん」と言ったら、またまた、ツレ

が(前出とは別の人)「そんなんどうでもええやん!」と言うので、「ちょっと綺麗なお

姉さんやとそないして庇うんかっ!」と喧嘩になりかけたことがありました。

私、五月蝿すぎるのかしら?でも注意されないと、学べないし、若い人やから、わからな

いこと一杯あると思うのですよ、そこでこんなオバチャンが注意して学んでいくのです

よ。

私も若い頃、職場でお客様にコーヒー出す時、ソーサーの上のスプーンがアッチャコチャ

になってたと、部長に叱られた苦い思い出がありますもん。

言わない人多くなったのかしらねー。

うざくだけに、うざい話になってしまいました。

お後がよろしいようで、チャンチャン。



2017年7月22日土曜日

三途の河も泳ぎ次第。



毎日暑い熱いとぼやいてばかりで、買い物も生協の宅配で済ませ、なるべく表にも出ない

ようにして、篭っていたら、身体の調子がおかしくなって来てしまい。

夜巧く眠れないし、肩が凝って来るし。

ならばプールでも行こうかしらと、行かなくなって4・5年ぶりになるかも知れないけれ

ど、決意しました。

優柔不断の性格のため、実行するに当たり、周りの人々に吹聴して、このようにブログに

も投稿して、どうでも泳がなければならない情況に持って行こうとする魂胆です。

まず形からと、友人のアサミにLINEで最近の水着情報を聞くと、最近は裾が長いのがトレ

ンドだそうです。

普通の競泳用なら、何枚もあるのに、あれではどうやら浮いてしまうらしい。

水に浮くのはいいけれど、ファッションで浮くのは、私としてはいやだ。

そこで早速ネットで取り寄せ、これもまた黒猫さんに持ってきてもらい。(どこまで出不精)

私が着るとまるで大正時代の水着みたいに見えるのは、なぜ?

何とか形は整い、後は行くだけ、ならば今でしょ!

となるのだけど、来週からにします、週末色々あって。

今回は苦手な平泳ぎをマスターしようと思っています。

近い将来「三途の河」も渡らなあきませんし、あそこの河はクロールは似合いません。

怖くなり、いやになったらクイックターンで、すぐさま帰れるように磨きを掛けなければ

いけませんし。

これも終活の一つかもしれない。


2017年7月19日水曜日

生涯現役でいることの難しさ。

先日から母の2歳違いの妹が我が家に滞在していて

母の面倒でさえ大変なのに、心臓の按配がよくないオバの面倒まで見なくてはいけなくな

り、それはめんどくさい大変な事になっていたのですけれど、昨日やっと帰ってくれまし

た。

とはいえ叔母は、そんな身体にもかかわらず、一人暮らしで頑張っていて。

何でもカンでも私達に頼りっきりの母とは大違い。

全く歩く事もできない母とは違いゆっくりでも歩けるし、何が凄いって姿勢が綺麗。

食事のマナーも綺麗。

こんな風に年取れたらいいなーと思わせるお手本みたいな叔母でした。

でもその母と叔母の会話は、全くかみ合っていないのに、とても楽しそうに話をしている

のです。

丁度、テレビで日野原重明さんが亡くなられたのニュースが流れたときには、二人とも、

「よーもまー、あんなに高齢なのに現役でお医者さんしたはったこと、えらいねー。。」

と、そこんところは、かみ合っていましたわ。

テレビに映し出されている人105歳、見ている二人、98歳・96歳・横で寝ぼけてい

るのが、猫年齢20歳、人間で言うと100歳は超えている婆猫。



なーんと言う超高齢化でしょう!

見事なアラハン(around hundred)達ではありませんかっ。

近未来の日本を見ているみたいです。

日野原先生は、三月に誤嚥肺炎になられて、食事を取るのが、ままならなくなった時に、

胃ろうを拒否なさったそうです。

病院や施設などは、すぐに胃ろうを勧めますが、義父もそうでした。

治る病気などは胃ろうしてまで、治療を進めなければなりませんが、回復する見込みのな

い患者まで胃ろうや点滴する事に以前から疑問を感じていた私は、この日野原先生の勇気

ある判断に、「やっぱり!さすが!」と思いました。

2020年には人口の3割が高齢化になるといわれています、それに向かって突っ走って

いる私は、どんな風に自分らしく、はたに迷惑掛けずに老いさらばえていこうかと、考え

る昨今です。









2017年7月14日金曜日

シネマ歌舞伎「阿弖流為」を観て



シネマ歌舞伎を観て来ました。

歌舞伎好きの私としては、そんなん。。どうなん??生のほうがええやん。

普通の歌舞伎だと映画にしたら眠くなるだけ(ゴメンナサイ)と思っていましたが、

ところがどっこい、さすが、作・演出 が、劇団新感線の座付作家さんだけあり、

目が回るような舞台演出とスピーディな台詞回し、現代用語で話してくれますの。

それでいて、見栄や睨みの約束事はそのままで、花道、スッポン、せり、回り舞台など

歌舞伎のええとこを、柔軟に取り入れてはりました。

いつも歌舞伎では、近視・遠視・乱視・三拍子そろった私は、オペラグラスは手放せませ

んが、それもいりません。

ちゃんと、睨みの目玉や、飛び散る汗までしっかり見ることが出来ます。

染五郎さん勘九郎さん七之助さんほか、お若いからこそ出来るお芝居。

染五郎さんの少ししゃがれ声が耳障りよく、勘九郎さんはお父さん譲りのスケールの大き

いお芝居で、声がだんだん似てきはったわ、七之助さんは、ますます美しくなりはって、

殺陣といい台詞回しと言い素晴らしくて、誰が見ても面白い作品やと思います。

最後は映画なのに拍手で終わったのにはびっくり。

本来の歌舞伎とは少し違うけど、面白ければそれでええのと違いますかしら?

後で染五郎さんの舞台挨拶がありました。その中で今回のような歌舞伎の形態を

名付けて「歌舞伎ネクスト」と言っておられましたけど、正しくそうですやん。

今までどおりの歌舞伎の殻を打ち破り、又新しい歌舞伎として、こういうのもありかなと

思いました。




2017年7月6日木曜日

脳梗塞からくる手の痙縮 のためのハンドクッション


母の弟で、私と20歳違う叔父がいます。

とても大好きな叔父なんです。

冗談で、大昔、叔父が大学生の頃、父の仕事の手伝いで新町の「藤の屋」という料理屋に

よく行ったそうです。

そこで、めくら縞の紬がよく似合う多美さんという可愛らしい仲居さんとええ中になって

しまい、(店の名及び人名は適当、放送禁止用語も含まれます)

父の商談の間にチョイの間で彼女と間違いを犯しその結果私が生まれ、それでもって、そ

の子を母が引き取り育てたという、とんでもない作り話をよく人に話していて、友人なん

かは、笑いながら「その次はどないなったん?」って面白く聞いてくれたもんです。

でも、たまに信じる人がいたはって。

叔父の入院先の隣のベッドのおじさんも、すっかりその嘘話を信じきって後で叔父に「嘘

つくのもええ加減にせい!」と怒ったのではなく、笑われました。

今でも私のことを何時までも心配してくれている、大事な叔父なんですけれど。

5年位前に脳梗塞で右半分が不自由になり、最近は特に手足の強張りがきつくなり。

とうとう右手が、グーの状態になってしまったのそのグーの手の中に入れるクッションを

作りました。

何故これが必要かというと、握ったままでいるとますます拘縮してしまい、手の中が不衛

生になるのです。

100円均の手袋の中に綿を入れてリメイクしました。

最近は話す事もままならない様になってきて、少しでも快適に過ごせる様にと作りました

が、気に入ってくれるかなー。


2017年7月3日月曜日

母の悲鳴が聞こえる絵羽織

昔昔。まだ私がJKの頃、ありましたの、そのような頃が私にも。

母はまだ現役で和裁の裁縫士をやっていて、家でチクチク縫っておりました。

出来上がる着物を横目で見ながら私は、宿題したり、テレビ見たりしてましたのよー。

ある日いつもの通りテレビ観ていたら、母が急に「アッアーッーー!!」ってまるで断末

魔のような叫び声をあげたのです。

今でもその声は、耳に残ってますわー、覚えてますよ、昨夜の夕食のおかずは、

忘れていても、そんなしょうもないことは、変に覚えているもんなんです。

綺麗な柄の絵羽織を裁断していたその時、寸法を間違えて切ったらしいのです。

そのときの母の頭の中に金銭登録機(古いです)の音がガチャガチャチーン♪っと鳴ったか

どうか知りませんけど。

ジャーン♪ 買取です。

その忌々しい失敗した布が、箪笥の底から先日出て来ました。

で、リメイクしましたの、前置きが長くて、申し訳ありませんが。

染の名古屋帯と、大き目のトートバッグ、それから吾妻袋に。

そんなおっちょこちょいのDNAを引き継いだ私も、裁断間違いありますよ、自慢じゃない

けど。

でも私は洋裁のほうだから、布も余裕あるし駄目ならデザイン変更できるし、それで切り

抜けてきました。

和裁は、残念ながらそんな訳にはいけません、このような絵羽織ならなおさら、柄があり

ますもの、和裁の道に進まなかったのは、良かったわ。

失敗して、一々買取していたら、何してるこっちゃらですもん。



2017年6月28日水曜日

第17回 読売交響楽団 大阪定期演奏会

「ええやん!かんさい」夕刊アンバサダープログラムのご招待で行って来ました。

これを明記しなくてはいけません(笑)招待してくださったのですもの。

フェスティバルホールなんです、ここは、杮落としに行ったきりだから二回目です。

最初はの演目は、いやいや演奏はプログラムに

「熱狂!新星アブドルライモフがプロコフィエフで超絶技巧を披露」って

書いてありましたけど、凄かったです。

どない凄いかって言うと、始まりから終わりまで休むことなく速いスピードで

エキセントリックなピアノ演奏で、指や腕がどないかなるのではと

心配になるほどでした。

目を見張る素晴らしい演奏と、女性指揮者シモーネ・ヤングのダークブロンドの

ロングヘアーが指揮棒を振るたびに綺麗になびくのをうっとりと眺め、

ピアノ奏者の指捌きに目を見張り、どんな曲だったっかあんまり覚えていなくて、

帰宅してから辻井伸行さんのプロコフィエフをもう一度見ました。

ウィーンの心を震わせたという、二年前のウィーンでの素晴らしい演奏。

やはりこの曲はお若い人でないとあきませんね。

辻井さんも当時26歳アブドゥライモフさんも26歳です。

きっと年配になると腕が吊りますって。



次の演奏は「アルプス交響曲」アルプスーって感じでした。

アルプスらしくらしいかどうかわからないけど、打楽器が多く使われ。

カウベル・タムタム・この辺は何とか判るのですが、金属の暖簾のような形をした

不思議な楽器は「サンダーノート」と言って雷の音を出します。

それから「ウィンドマシーン」って大きなドラム缶を横にした楽器で風の音を出します。

商店街のガラガラ抽選器みたいにくるくる回すのです。


この辺は帰って来てから家で調べましたけど、

今回のコンサートで私が一番興味をそそられた所でもあったので^^

打楽器もいろんな種類が

あるもんやなーと、勉強になりましたわ。

たまには、こんな演奏会もいいです、観客の皆さんもマナーが良くて長い演奏中

咳払い一つなく、アンコールの拍手も心がこもっていますの。

そしてフェスティバルホールもやっぱり素敵。

建物は昔のほうが好きでしたけど、内装は今のほうがいいかも、どっちにしても、

音響が優れていて「天から音が降り注ぐ」と称されるだけありますわ。














2017年6月22日木曜日

藤井聡太四段の扇子が大変な事に。

画像お借りいたしました

お茶で使うセンスの良い扇子(つかみはバッチリです!)ないかなーと、ヤフオクで探してい

たら。

ケチでしょ、そんなにお高いものでもないのにねー。

扇子違いで、藤井四段の扇子が挙がっていて、びっくり!

確か、将棋会館で2,000円ちょっと位で販売していたのに、先ほど落札価格見たら、

なんと、19,500円で落札されていて、税込み21,060円それも7月中旬販売予定の注文済

みって書いてありますの。

手元に現物なくってよー、それで2万とは言わないけれどそれに近い儲けがあるって凄い

でしょ!

それってガイドラインに違反してるのとちゃいますのかしらねー。

いずれにしても、いろんなとこで注目集める藤井四段、どこまで勝ち続けるのでしょう

か?

今一番注目集めてる中学生。

なーんかオチがないブログになってしまった、おやすみなさい。




2017年6月11日日曜日

利休と戦国武将ー茶の湯と「こころ」-

表千家同門会主催の、市民講座に行って来ました。

お話を聞いてますと、利休さんて、茶人でもあり、商人でもあり、武芸に優れた七人衆を

弟子に持つほど、ある意味戦国時代のリーダーだったわけで。

安土城築城までは、茶会は、戦→茶会→戦→茶会の繰り返しで、戦いの作戦やその反省の

場でもあったそうです。

そんな利休の話も興味深かったのですけれど、中でも一番食いついて^^しまったのが、

全く利休さんと関係ない赤穂浪士のお話。

赤穂浪士が討ち入りして、吉良の首を泉岳寺に持ち帰るときに、本物だと重いし、

血が滴り落ちるしそれに、奪還されると大変なので、花入れの桂川を、風呂敷に包み槍の

先に差して泉岳寺まで例の行進をしたんだそうです。
桂川花籠

本物の首は違うルートで運んだそうでよー。

知らんかったわー、トリビヤでしょ!

今まで何回となく、テレビや映画で、槍の先っぽに吉良の首入れて風呂敷に血の色が滲ん

でいたけど、嘘やったんです。

その桂川の花入れ籠は、香雪美術館にあって、その花入れの底に槍の幅の切り後を修理

した形跡があるんですって。


それから今日の茶花は、これなんですけど。

花器は籠

お花は、夏椿・升麻・半夏生です。

そして、もう一つのトリビヤです。

普通、花器の下には、薄板といって、

敷物を敷くのですが、籠のときは無しなんです

何でかなー?と常々思っていたのですけど、

利休の七人弟子の中の

古田織部が籠の花入れに薄板使わないのを

利休が気に入り、そっから籠の花入れには、薄板を使わなくて良くなったんですって。

聞いて見なくてはーわからない事って一杯あります、事実は小説より奇なり、

嘘のようで本当の話、ほんまに目から鱗でしたわ。

講師の先生には申し訳ないけど、心に残った内容が「そこかいっ!」と言われそうやわ。




2017年5月27日土曜日

袋帯をテーブルライナーにリメイク


アンチークな柄行の袋帯ですが、アンチークならではの小傷や染みがあるので、テーブル

ライナーにリメイクしました。

180センチの長めで、両端にチョイ豪華なタッセルをつけて、リビングが華やかになり

ます。

半分残るので、半幅の帯に仕上げようと思いましたが、あまりにも染みが目立つので、水

洗いしたところ、汚れは落ちたのですが、赤の色が滲んで全体的にピンクっぽい仕上がり

になりました。

でもそのほうがコントラストがきつくなくて、派手さが抑えられたみたいです。

あのままだと、どっかの携帯会社のCMで鬼さんが締めそうな勢いでしたもの。

地味な着物で、ちょいとそこいらにお出かけや羽織下なんかに重宝します。

あのCMもかなりメルヘンチックでしたけど、この柄の鳳凰さんもよーく見ると、噴出して

しまいそうな可愛い雀さん。
こんな格調高い袋帯に雀さんって、遊び心があって、リビングでピーチクパーチクと話が

弾みそう。

2017年5月23日火曜日

道後温泉は、ええとこでしたのよ、けど。。



5月中旬は、山中温泉行ったり、道後温泉に行ったり、甲子園で野球観戦、他にもご飯食

べや美術館行ったりと、もう当分遊ぶのやめようと決意するほど、出かけまくりました。

みんなみんなそれなりに楽しくって、目やお口に贅沢させていただきましたわ。

けど、道後温泉の宴会で、ちょっと気になることがあって。

久しぶりに広い宴会場でのお食事で、色んな人とお話しながら宴会料理を頂くのってそれ

はそれで、面白かったのだけれど、

途中に太鼓ショーがありましてね、中年の男性と、それより随分お若い女性が二人で太鼓

の演奏してくださるのです。

素晴らしい演奏で、迫力満点、良かったのです。

途中で男性のMCが入り、「僕は50歳過ぎて今の女房と結婚し、二人で演奏活動していま

す。」って、ええねー綺麗な年若いお嫁さんで、ほんまに綺麗なんです、貫地谷しほりさ

んに似てたかな。

一通り演奏した後に、「娘が二人います今から一緒に演奏します」って、子供ですからそ

れなりの演奏ですけど、これまた可愛いお嬢ちゃんで、7歳5歳位かな?

そしてゆくゆくは僕はこの母娘のマネージャーをやりたいって言うんです。

それは、いい考えかも、歳行くと太鼓もしんどいですもの解りますわ。

むさい男の人よりか可愛い母娘のほうが、見るほうも景色よろしいですやん。

で、演奏終わってハケる時に、娘を残してね、「皆さんお写真でも娘達とお撮りくださー

い」って言って、ハケたのです。

娘達は舞台から降りて私達のところに来るのです。

そこで何がおきるかと言うと、写真撮る人は一人くらいいたかな?

現金を裸でプレゼントし始めるのです、それもお札。

普通の子供ならもう寝てる時間に宴会場で、太鼓叩いて、そして酔っ払ったおっさんやお

ばちゃん達からお金貰うってなー。。

児童労働は日本では演劇芸能に関しては良いって事には、なってますけど。

時間も時間やし、賃金の受け渡しもねー、こんな形では、あかんのとちゃうかしら。

可愛い女の子やし、どう育つのかと、将来心配、老婆心 ソノマーンマ。